「2019年」の記事一覧(2 / 2ページ目)

腰痛時の正しい寝姿勢

腰痛 姿勢 骨格や骨盤の歪み

腰痛の人は、どんな寝方をすれば良いのか? これは、時々、聞かれる質問ですが、腰痛にも色々な種類があるため、一概にどうすればいいというものはありません。 正しくは、腰に負担のかからないようにするだけです。 例えば、仰向けで寝れないために、うつ伏せや横向きで寝る人がいますが、うつ伏せは顔や頚椎、胸椎の歪みに繋がります。また、首の伸展が強くなって、筋拘縮が起こるために、首や背中の痛みを発症しやすくなります。 横向きは、下になる側の肩が内巻きに入り込み、胸筋が緊張して、肩甲骨側の筋が伸びてしまいます。一次的な寝姿勢ならともかく、ずっと同じ寝姿勢であれば不調の原因になってしまいます。 仰向け、うつ伏せ、横向きのいずれかという事であれば、仰向けで、頭と肩を点で支える事のないように、首までしっかり枕に当てるのが良いと思います。ただ、腰が反っている人が仰向けで寝ると、腰とマットの間が空き過ぎるため、腰痛を悪化させてしまう事があります。 それ等を防ぐためには、良質のマットを使うか、腰の下にタオルを当てる、あるいは体そのものを改善させる事です。 仰向けで寝れない人は、背骨が硬くなっていたり、骨盤が前傾していたりします。 フローリングの上で寝た時に、仙骨が床にあたると痛い人は、反り腰なので、関節の動きを調整するだけで、仰向けで寝れるようになるはずです。いずれにせよ、正しい寝姿勢で、腰痛や不眠症が改善したり、睡眠の質が向上することにもなります。 …

アトピー性皮膚炎と骨格の関係

筋肉・筋膜 骨格や骨盤の歪み 自律神経

アトピー性皮膚炎の8割はアレルギーといわれています。 私もアレルギーなので鼻炎症や蕁麻疹がいつ出るかわからないため薬を手放せません。 今に始まったわけではないので、どんな時に症状が強く出るかもわかっていますが、特に、疲れ、寝不足、食事の偏り、水分不足が起きてる時はてきめんです。 例えば、疲れで、筋肉のこわばりや関節の動きが良くない時、ストレスなどで必要以上に甘味、ピーナッツ、コーヒー、お酒などを飲み過ぎている時です。 また、施術では自身の身体はみれないですが、鼻の疾患で悩んでいる方は、第三頚椎、鼻骨、前頭骨の動きが悪かったり、アトピーや皮膚炎がある方は胸腰椎の動きが良くありません。 この事から考えられるのは、睡眠、栄養、規則正しい生活習慣はもちろんの事、関節や筋肉、筋膜の働きを整えて、自律神経を整えていく事が症状の改善緩和には必要と考えられます。 …

スポーツ・マッサージ

筋肉・筋膜

一般的なマッサージとスポーツ・マッサージの違いは何か? フリー百科事典『ウィキペディア』には、マッサージは、皮膚に求心的に施術することにより主に静脈系血液循環の改善やリンパ循環の改善を目的にした手技療法である。 中略、マッサージは、フランスで生まれた手技療法マサージュを指すが、同様の効果を得られるものとしてタイ式や朝鮮式のマッサージ、アンマと呼ばれるものは除くも便宜的に「マッサージ」と呼ばれる。 また、スポーツマッサージについては、スポーツ選手または、スポーツ愛好家に対するマッサージ。ただし、独自のマッサージ方法がある訳ではない。と書かれています。 スポーツ・マッサージが、通常のマッサージと違うのは、競技によって使われる筋肉が違うために、必要に応じて、筋への刺激を変えるのが特徴です。この方法はスポーツ選手に限らず、一般の人の日常の癖にも対応できます。 私も、矯正前の筋肉のほぐしは、歪みを整えるようにしながら、筋の走行に対して、縦、横、押圧刺激などを与えていきます。その後に、関節の動きを確認しながら骨格を矯正していくのですが、この矯正方法も、動きやすさを重視しながら、ソフトに調整していくので、矯正というよりは、関節のスポーツ・マッサージみたいなものです。 日常やスポーツ動作の癖は、筋肉や関節に現れるので、筋や関節への刺激を変える方法は理にかなった方法だと思っています。また、そこから、不具合の原因を探りだして、動作改善に必要な情報を得ることが出来るため、最高のパフォーマンスを発揮できる身体がつくれるのです。 …

睡眠の質を高める

頭痛 自律神経 痩身

骨格ケアセンターの渡邊英司です。 寝不足がつくりだす不調は、かなり多い事を知っていますか。寝不足になると、脳の神経伝達物質であるセロトニンが減少してイライラしたり、幻覚や幻聴などの精神的な症状が出る事もあります。 また、食欲を促すホルモンが分泌されて食欲旺盛になるため肥満になりやすくなります。 それ以外にも、顔のむくみ、瞼の痙攣、下痢、首痛、頭痛など、様々な症状が現れる事があります。近年ではスマホを寝ながら見ていたら、いつの間にか時間が過ぎて寝不足になったという話もよく聞きます。 そのため、寝る時は届かないな場所にスマホを置くようにすればよいと言いますが、目覚まし代わりに使う人や、緊急連絡待ちの人だとそうもいきません。 また、家族が起きているために、先に寝付けない事もあります。睡眠時間が短いなら質を高めるしかありません。 睡眠の質を高める方法 朝日を浴びる。 足首を温める。 寝る一時間前にお風呂に入る。 ストレッチをする。 枕を換える。 寝る前はスマホを見ない。 上記の事は誰でも簡単にできることなので、一つずつチャレンジしてみてはいかがでしょうか。 追伸:この二月より、施術に頭蓋矯正を導入してグレードアップしました。頭痛改善や快眠効果もあり大変、好評なスタートとなっていますので、ぜひお試しください。 …

激増する変形性膝関節症

関節痛 膝の痛み 骨格や骨盤の歪み

骨格ケアセンターの渡邊英司です。 変形性膝関節症という名前を知っている人は多いと思います。 自分には無関係と思われていた世代の方も、人の寿命が延び超高齢化社会に突入した今はそれが身近な疾患の一つになってきました。 変形性膝関節症は名前が示すように変形を伴う膝関節の疾患です。 これは、高齢者に多い疾患ですが、変形する原因は骨格の歪みによる膝軟骨の片減りです。若い人でもO脚やX脚の人は軟骨が片減りしますが、高齢になると、齢相応の機能低下が起こり、骨粗しょう症や姿勢変化が重なると、さらに膝の負担が増えるのです。  軟骨には痛覚がないので、摩耗している最中も痛みがないので、気づきにくいかも知れません。痛みが出た時は、その原因の多くは軟骨の片減りで生じた骨間のたわみで軟部組織がダメージを受けてしまうためとされてます。 例えば、自動車のタイヤが片減りすると、片側に溝が残っていても、性能が落ちたり、真っすぐに走らなくなります。 人も膝軟骨が片減りすると身体のバランスが崩れて、正常な箇所にも影響が出てしまいます。しかし、厳密には、片減りの原因は本体側にあるのです。 一旦変形した軟骨はタイヤのように簡単に交換というわけにはいきません。時々、歪みを整えれば変形も直ると思われている方がいますが、擦り減ったものは元通りには戻りません。 そのため、そうなる前段階で食い止めるか進行を防ぐしかないのです。 そのためには、本体の問題を取り除く事が先決です。 歪みには様々な要因があります。筋力左右差なら弱い側の筋出力を高めたり、姿勢で歪んだのなら生活習慣の改善が必要です。 今はネット検索すれば、歪みのチェック方法や体操法が出てくる時代ですから、軽度のものなら試す価値はあると思います。しかし、重度の歪みになると、そう簡単にはいきません。歪みや捻じれは、どこかで止まりますが、限界まで歪むと軟骨や軟部組織に負担がかかり続けるため、軟骨の摩耗を促進したり、関節や筋の拘縮が起こります。早期であれば比較的、簡単に改善しますが、長期に渡るものだと強直となったり、変形を伴うため、完全回復が望めなくなるのです。 歪みや軟骨の摩耗が痛みに繋がるまでには、ある程度の時間がかかります。足をぶつけて脳が感じるまでのスピードと、姿勢の崩れで筋膜が筋緊張するまでの伝達スピードに時間差があるように、原因から結果には、数秒から年単位でかかるものまであるのです。そのため、僅かな信号も見逃さないようにする健康意識が必要なのです。 …

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