「肩こり・首こり」の記事一覧

歯ぎしり・食いしばり

首の痛み 肩こり・首こり

歯ぎしりや食いしばりの原因の多くはストレスといわれています。食いしばりが続くと慢性的になり、頬っぺの内側を噛んだり、首肩のこりが続いてしまいます。 また、歯の詰め物が取れやすくなったり、頬の筋肉の緊張で、顔が大きく見えてしまいます。 ストレス以外の原因では枕が合わないという人もいます。合うものがなくて、オーダーしたという話も聞きますが、それで改善したという話はあまり聞きません。これは、オーダー枕が悪いのではなく、首や肩のコリが酷い時に、枕を合わせているからだと思います。首が悪い状態では、首の可動域が狭くなっていて、頚椎の弯曲が歪んでいるはずです。 その状態で枕合わせをすれば、悪い形に合わせた枕が出来上がってしまいます。それだと、せっかくのオーダーが無駄になるだけです。順番としては首の緊張を取除いてから枕合わせをするべきなのです。また、歯ぎしりや食いしばりの強い人は、高めの枕よりも低めの方が症状を軽減します。なぜかというと頭部が持ち上がると、顎を引いた状態になり、顎に力が入ってしまうからです。花粉症などで鼻詰まりがある人や、寝ながらスマホや読書をする人は、姿勢にも気を付けましょう。 …

低気圧不調と慢性不調!

肩こり・首こり 自律神経

低気圧など、気圧の変化で、何かしらの不調が出る人は3人に1人と言われています。 低気圧不調の原因となるのは、血管拡張による神経圧迫、自律神経の乱れ、水分バランスの乱れなどがあります。 例えば、南からの温かい風で気温が上がると、体が温度上昇に対応しようとして副交感神経が活発になるため、血管が拡張してズキズキした片頭痛が起きやすくなります。 逆に、低気圧が去ると、北風で気温が下がり、交感神経が活発になって、血管の収縮で血流が悪化するため、体が過緊張したり緊張性の頭痛が起こりやすくなるのです。 頭痛の場合でいうと、他にもストレス性の頭痛があり、交感神経の活発な人に起こりやすく、寒さで交感神経が活発になる事で症状が悪化します。今年は気温の変化が激しいので、例年よりも、体のハリや頭痛が悪化するかも知れませんので、体を冷やさないようにしましょう。 ここまでは、気圧の変化による不調でしたが、気圧意外にはどんな原因があるのか?交感神経や副交感神経のいずれかが活発に働く原因に性格が関係しています。 副交感神経が活発な人は、おっとりしている人に多いとされていて、低気圧の通過する時や、天気の悪い日、気温が上昇する日に副交感神経が活発になって症状が悪化しやすくなります。その場合は交感神経が優位に働くように、運動を心掛けると良いのです。また、普段から活動量の多すぎる人は、疲労が慢性になり交感神経と副交感神経の両方の働きが低下するため、気圧と関係なく不調が出やすくなるので、血流改善に向けたケアを心掛けましょう。 …

小中学生に増えてる首の不調

首の痛み 肩こり・首こり

今までは身体の痛みのトップは腰痛でしたが、ここ数年は腰痛を超えて首の痛みで来院する人が増えています。首の不調の要因は様々ですが、最も多いのは姿勢での影響です。 猫背姿勢を例にすると、背中を丸めた姿勢をしていれば、自然に顎が前に突き出してしまいます。成人の頭の重さは6キロ前後あるので、首を最大角度の60度まで傾けた場合は、首に27キロ程の負担がかかります。 その負担は後頭部周辺の筋肉群に緊張状態を作り出し、負担が蓄積したまま首を動かし続けていると、関節軟骨が肥大増殖していき、骨に棘状のでっぱり(骨棘)が現れる事があります。 骨棘が出来ると神経の通り道が狭くなるため、神経が圧迫されやすくなります。また、椎骨動脈の血流が悪くなると、目眩、耳鳴り、頭痛などが出やすくなります。 首の負担を減らすには、頭が背骨の上にバランスよくのる姿勢を保つことが望ましいのですが、現代のようにスマートフォンが欠かせない時代になると、うつむき姿勢をしない方が難しくなります。特に小中学生は、スマホゲームに夢中になって何時間も下を向いているという話も耳にします。 辞めるのは無理としても、合間には姿勢を正して首の負担を減らしたり、軽い運動をして筋肉が硬直しないようにするなどの対策をしないと、近い将来には、首の不調は国民病のように増えるかも知れません。 …

使わない筋肉が歪みを生む!

肩こり・首こり 姿勢 骨格や骨盤の歪み

人の体は骨格だけで自立しているわけではなく、四方八方から張り巡らされた筋肉が支えています。 筋肉は使わなければ衰えていくため、楽な姿勢などで筋力が低下すると、骨格の支えには偏りが出るため、姿勢維持に影響してしまいます。 スポーツで体を動かしている人は、筋肉の衰えを感じないかも知れませんが、全身には大小を含めると600を超える筋肉が存在するため、全ての筋肉が正常に機能しているとは限りません。 それは、スポーツ動作の基本が一定方向への反復繰り返しという事もあります。 適度な筋力左右差は運動能力を高めている証になりますが、スポーツに真剣に打ち込んでいる人は、常に上を目指すため、過度な筋力左右差が生じてしまいます。 筋肉は関節をまたいで骨に付着している為、強い筋側に引かれて関節がズレたり捻じれて歪みます。その影響は、柔軟性の低下、筋出力の低下、思った方向に力が出ないなど、競技力の伸び悩みや様々な不調に繋がります。 スポーツをしない人の場合は、衰えによる機能低下で、関節可動域が狭くなり、本来あるべき体の弾力がなくなり、関節や周囲組織に無理な力がかかり続けてしまいます。 これらは未然に防ぐ事が出来ます! スポーツをしている人の筋力左右差は、強すぎる筋肉に問題があるため、拮抗する筋肉を強化するトレーニングを加えてあげれば良いのです。既に不調が出ている場合は、パートナーに手伝ってもらいながら、弱い筋に軽い負荷をかけて神経筋を刺激しながら徐々に可動域を広げます。言葉では伝えにくいですが、筋出力なら20%くらい回復する感覚が蘇り、体の柔軟性を感じることが出来ます。 加齢による機能低下が始まっている人の場合は、無理な筋力トレーニングは出来ないため、まずは姿勢改善から始めると良いでしょう。日常には体が歪む原因が沢山あります。歪みやすい環境を整えるだけでも不調は減るものです。 例えば、テレビの配置で、首を横に向けたままテレビを見ていませんか?頚椎の捻じれは連動する胸椎も歪ませます。背中を丸めたりストレートになり過ぎている人は、胸椎が固まりやすく、その影響は首肩に出ます。このように、体は繋がっている為、ここだけが悪いという事はないのです。普段の何気ない日常を見直してみると、知らず知らずに歪ませていたことに気づくかも知れません。 …

誰もが歪む機能性側弯

肩こり・首こり 腰痛 骨格や骨盤の歪み

体が歪むと様々な影響が出る事は広く知られています。 腰痛、肩こりはもちろん、疲れやむくみ、代謝低下で痩せにくい身体になったり、不良姿勢などの、見た目にも影響します。 身体の歪みの多くは筋肉の左右差が関係しています。人には利き手足があるので、左右均等に使っているつもりでいても、完全な左右均等の使い方は出来ないために、身体は歪んでしまうのです。 歪みは、よく使う筋の発達に対して拮抗筋が伸びてしまう事で生じますが、人が活動する時は一部位だけで動くわけではないため、連動する全ての箇所が影響を受けます。 例えば、スポーツをする人が、しない人より歪みやすいのは、スポーツ動作の基本となる反復練習を繰り返すためです。反復練習は骨や筋肉を強くする他に、脳や筋膜に運動を記憶させる役目があり、運動能力を高める効果があります。その反面、むやみに繰り返すだけだと、過度な筋力左右差が生じてしまい、かえって運動機能が低下してしまうのです。 では、運動をしていない人でも、凄く歪む人がいるのは何故か? その多くは不良姿勢による筋のアンバランスです。 日常生活での、座り方、寝方などで筋緊張を高める姿勢をとり続けていると、筋バランスが崩れて、姿勢維持が難しくなるからです。 今は、歪み改善と検索するだけで、たくさんの情報が出てきますが、どれも家庭で出来る簡易の体操ばかりなので、今すぐ何とかしたい症状が出ている時は専門家に頼るのが近道かも知れません。 ここで、一例を紹介しますが、右利きの人に多い歪みの一つに、仰向けに寝た時に、左足より右足が外旋する歪みがあります。 外旋が強くなると、右骨盤が開き過ぎて歩き方に影響が出る他、股関節や膝に障害が出る事があります。また、大腰筋にも影響して、左腕の屈曲制限が起きたり、腰痛に繋がる事もあります。 どこに影響が出るかは、その人の生活習慣などで異なるので、今現在、何かしらの違和感や痛みがあるのなら、歪みのチェックをしてみる事が大切かもしれません。 …

皮膚の張りで運動機能が低下する

肩こり・首こり

骨格ケアセンターの渡邊英司です。 当院では、主に筋肉や関節にアプローチする手技を行いますが、筋緊張の強い人には皮膚にもアプローチします。 人の身体は深層が骨でいちばん表層は皮膚です。緊張が高まり過ぎると表層の皮膚が張り詰めた状態になります。 皮膚の動きが悪くなると、きゅうくつな服を着たかのように筋肉や関節の動きが妨げられてしまうのです。 その場合、皮膚にたわみをつけないと、筋肉や関節の調整効果が得られないことがあるのです。皮膚の調整に特殊な器具は必要とせず全て指で行ないます。筋緊張が高い人は強くつねられているような痛みを感じますが、それは正常な人にはなく、むしろ気持ち良いくらいです。 皮膚調整の効果は一時的なので、背骨の調整前に併用することで相乗効果が高まります。緊張しやすく体幹の動きが悪い人は、張り詰めた皮膚が原因かも知れません。 …

クラシックバレエ(スポーツ障害)

首の痛み 肩こり・首こり 背中の痛み スポーツ障害

骨格ケアセンターの渡邊英司です。 バレリーナの身体は柔軟で痛みや違和感など無縁に思えますが、クラシックバレエはつま先立ちで足趾にかかる負荷と股関節を外旋させての動作が多いため、下肢の疼痛が起きやすくなります。また、体幹を軸に回転動作を繰り返す事でストレートネックやストレートバックになりやすく、首や背中の疼痛や肩こりが出ることもあります。 長年、バレエを続けている人の足趾は屈筋が優位に働き、アキレス腱も通常より硬く感じられますが、ベテランの人のアキレス腱が硬く感じるのは鍛錬による支持性の高さで、短縮などの制限が起きているものとは違います。 バレリーナの綺麗な姿勢から、様々な症状が出ることは想像しにくいですが、バレエ独特の動きから考えればごく普通のことかも知れません。私がみてきたバレリーナは先生クラスの方が多いのですが、足趾の調整を単独に行なった後、足関節、膝、股関節への連動を促した後に体幹の調整をするとパフォーマンスUPに繋がるようです。 …

痛気持ちいいポイント

肩こり・首こり

骨格ケアセンターの渡邊英司です。 関節の機能障害の起きている箇所は、自分で動いても痛みが生じなくて、人に押圧されたりすると痛みが生じます。 ところが、人によっては、機能障害の箇所を押圧すると痛いけど気持ちいいという人がいます。これは、関節の機能障害だけでなく、腰痛や肩こりにもいえることです。 通常は、不快な痛みを感じる箇所に無理な刺激を与えると、よけいに筋緊張が高まる事があります。そのため、私が機能障害を取り除く時は、痛みを感じさせない角度から、少しずつゆっくりと取り除きます。 押圧されて気持ちいい箇所は、そういった操作をしなくても緊張緩和が可能なことが多くあります。しかし、どこでも緩めれば良いという事ではなく、関節可動域左右差や主働筋と拮抗筋のアンバランスな箇所を調整する事が目的なので、必ずしも左右均等の施術は必要ないのです。もちろん、それは事前に説明しないと手抜きと思われてしまいますが。 …

むちうち症(頚椎捻挫)

頭痛 首の痛み 肩こり・首こり 手足の痺れ 姿勢

骨格ケアセンターの渡邊英司です。 むち打ち症は、交通事故やスポーツ活動などによる外部の衝撃を受けて発症します。 症状には頭痛や、首肩の凝り、吐き気、めまい、手のしびれなどが出る事がありますが、発症後すぐに出る人と、時間が経過してから出る事があります。 私もオートバイ事故で重度のむち打ち症を経験しています。当時は強烈な頭痛が二年も続き、首や肩は石のように硬くなっていました。現在も時々症状は出ますが、栄養、筋トレ、自己調整で何とかしのいでいます。 栄養面で大切なのはたんぱく質ですが、これはプロテインで補えます。筋トレは、首を直接鍛えると、かえって症状を悪化させる事があるので、軽いダンベルなどで肩の上下運動で僧帽筋を鍛えることをお勧めします。 頚椎上部の緊張が高まると、全身が筋緊張して症状を悪化させる事になので、日頃の姿勢や枕にも注意が必要です。また、首の屈曲動作に障害が出ている場合は胸椎の調整、伸展動作は頚の舌骨の動きを調整すると効果的です。舌骨の調整は直接的ではなく、上下の筋をストレッチさせるイメージで行ないます。 ※頚椎の前に飛び出ているのが舌骨 以上をまとめると、たんぱく質摂取、僧帽筋群を鍛える、上部頚椎、胸椎、舌骨を緩めるになります。 …

逆もまた真なり

肩こり・首こり 姿勢

骨格ケアセンターの渡邊英司です。 一つの論理に対して逆の論理も成り立つ時に、逆もまた真なりという言葉を使いますが、施術も、論理と逆の論理が成り立つことがあります。 体の不調は弱い所に現れるので、原因が同じであっても、症状は違う箇所に出ることがあります。ストレスで胃が痛くなる人もいれば、円形脱毛という形で現れる人もいるようにです。 例えば、身体の力の抜けない人で、首に触れるとよけいに緊張してしまう人がいます。そういう人に通常のやり方は通用しません。 こういうタイプの人は、日常でのストレスを受け続けていたり、不調が頭から離れなくて重心が上がってしまうのです。通常は重心位置は変わらないとされていますが、考え事が多い人は頭皮も緊張して硬くなります。 頭が緊張すると重心線からズレやすくなるため、さらに筋緊張が高まるからと考えています。こういったケースは、重心を本来の位置に下げなければいけません。それには、上から下に意識を向ける調整テクニックが必要なのです。 …

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