骨盤矯正は産後ケアやダイエットとして女性の間で知られていますが、これは女性だけが歪むってことですかと聞かれたことがありました。

そもそも骨盤矯正とは何かが曖昧なまま、やればいいで終わっている人が大半ではないでしょうか。

骨盤は寛骨、仙骨、尾骨の3つで構成されていて、一昔前までは骨盤は歪まないともいわれてましたが、現在では2ミリ程動くことがわかっています。

僅か2ミリといっても、その僅かなズレや捻じれで多くの人が痛みや痺れで悩んでいるのです。ズレや捻じれた方向の軟部組織(腱、靭帯、筋膜、皮膚など)は短くなって硬くなり、その反対側は伸ばされたままになります。

この左右アンバランスな状態で軟部組織がダメージを受けてしまい、痛みや痺れ、違和感などを発症させてしまいます。また、関節が均等に摩耗しなくなるため片減りによる変形に繋がることもあります。

そして、関節は連動するため、僅か2ミリのズレが遠く離れた箇所では大きなズレとなり、二次障害に繋がるのです。

女性が妊娠するとホルモンの関係で靭帯が緩んで骨格が歪みやすくなります。

産後の骨盤矯正というネームングは、そこに焦点を当てて浸透したものですが、妊娠した女性でなくても、日常姿勢に問題があれば誰でも歪んでしまうものなのです。