「2018年9月」の記事一覧(3 / 3ページ目)

O脚が進行する前にやるべき事

膝の痛み 骨格や骨盤の歪み

骨格ケアセンターの渡邊英司です。 両足を揃えた状態で両膝の間隔が指2本以上あり、膝が内反していればO脚ですが、中には、片足は正常で、片足だけが内反している人もあります。 O脚によるアライメント不良があると、膝関節の内側が圧迫されて、反対側の外側靭帯が引っ張られます。その状態で、膝の屈伸動作を繰り返すと、関連する筋に過剰な負担がかかります。 スポーツをする方に膝痛が多い原因の一つは、外側の筋力が内側より強くなり過ぎている事です。 また、若い女性に多い内股立ちも、内反膝の原因になるため、O脚予備軍になります。 一旦、O脚になると、体重がかかる部位なので、簡単には改善できなくなります。また、膝軟骨の片減りや変形にも繋がります。 O脚で手術をする例は少ないですが、痛みが強く出るようになれば、高位脛骨骨切術という手術をする事もあります。また、片足立ちで内反が強く出る場合は、変形性膝関節症の疑いも出てきます。 そういった大きな変形に繋がる前に、アライメントと筋力左右差の調整をするべきなのです。調整後は関節可動域が広がり柔軟性が回復します。柔軟性が回復するとエクササイズ効果が高まるので、あとは小さな変化の積み重ねていくだけです。 …

身体の癖は姿勢でわかる

姿勢 骨格や骨盤の歪み

骨格ケアセンターの渡邊英司です。 背骨は真横から見た場合、正しい姿勢は肩甲骨あたりの湾曲が腰よりやや大きい、2対1のS字カーブです。それに対して、不良姿勢は以下の3つのタイプに分かれます。 ① 上下の湾曲が大きくなった姿勢 ② 背中の上部の湾曲が長く丸まっている姿勢 ③ 湾曲が直線的になっている姿勢 この①②③の姿勢には専門的な呼び方がありますが、文献で違うので、上記のように表現しました。この3つのタイプで、身体にかかる負担が異なります。 例えば、①の姿勢は、首と腰が反る姿勢なので、顎が上を向き、骨盤が前傾します。その影響は、顔面筋が緊張するため、顎関節症や頭痛が起きやすくなります。また、後屈動作で痛みの出る脊柱管狭窄の人は症状が強くなります。 こういった、身体の癖は日常姿勢で作られるので、自身のタイプがわかれば、日頃、気を付けなければいけない姿勢に注意を向けることが出来ます。また、スポーツでの運動能力を高めたい人は、どこをどう改善すべきかや、スポーツ障害を減らす事も可能になるのです。 …

ページの先頭へ

Copyright © 2024 kokkakucare.com. All Rights Reserved.  WordPress Premium Plugin