スポーツの上達が遅い子供の事で、親が連れて来られての相談です。

小学生の頃から、色々なスポーツをさせて来て、運動神経は、それなりに良いとの事です。

現在は中学生になってからゴルフを始めたそうです。

私はゴルフ部のトレーナーはしていますが、ゴルフはしないので身体の使い方と、身体に負担のかかっている箇所の修正と動作改善の提案をしています。

身体には、六つの基本動作があります。

前屈、後屈、左右側屈、左右回旋です。これらが、複合的に動く事で、様々な動きが可能となります。

言い方を換えると、いずれかに制限があれば、運動能力の向上が見込めないだけでなく、スポーツ障害の原因にもなるのです。

それを見つけて、強化する、あるいはストレッチするなど、その人に欠けている箇所を補えば、運動能力の向上が期待できます。

例えば、クラブを振る動作には、体幹の捻じれが生じます。

捻じれは回旋動作なので、主に胸椎と股関節が行います。

この動きが悪いと、身体を捻じる時に、軸足がつられてしまうために、ダイナミックな動きが出来なくなります。

何のスポーツにも共通しますが、ゴルフの場合、体幹の動きが悪いとトップスイングが高く上がりません。

そうなると、当然ながら、飛距離が伸びなくなり、プレー中に筋疲労が起きやすくなるため、微妙な動きが出来なくなります。

これを改善するには、胸椎と股関節の動きだけでなく、体重移動に関わる、足関節を整えていく事も重要なのです。