新型コロナ対策による、テレワークやオンライン授業が推進されるようになりましたが、長引く自粛の影響で、1日の活動量が激減した人は、かなりの数に上ります。 筋肉や関節は、動かさなければ衰えてしまうため、自宅で座りっぱなしの生活をしていると、体の備わる弾力が失われてしまい、関節可動域が狭くなります。 関節可動域が減少すると、体が固くなるだけでなく、思いもよらぬ疾患を発症するリスクも高くなります。 若い世代の人は、少々の運動不足はすぐに回復できるかも知れませんが、30代あたりからは、定期的に歪みをリセットしておかないと、正常な関節可動域を保てない人が多くなります。そして、40代に突入する頃には、誰でも機能低下が始まるため、運動を続けていた人でも体力を維持するのが難しくなっていくのです。 私の知る限りだと、運動をしている人を除くと、若い頃と同じ関節可動域を保てるのは、せいぜい30代迄で、狭まった状態を長年放置している人の多くは筋肉が、拘縮(一時的に硬くなる)から、強直(回復不可能)に変わってしまいます。 カラダの管理は自身の心掛けです! 今は大丈夫と思っていても、機能低下は待ってはくれないのです! …