左右の脚の長さが違うといわれたことはありませんか?
脚長差は、骨盤の歪みが関係するため、腰痛、股関節痛、膝痛などの原因となります。
脚長差には構造的なものと機能的なものがあります。構造的なものは、先天性や変形などで、機能的な脚長差は背骨や骨盤の歪みで、実際の長さが同じでも片側が長く見えてしまうものです。
構造的な脚長差は矯正では戻りませんが、機能的な脚長差は8割は戻りますが、2割ほどが戻りずらい人がいます。
ここでは、改善可能な機能的な脚長差について話しますが、機能的なものでも、長年、放置していると戻りずらくなることがあります。
機能性脚長差の主な原因は骨盤や背骨の歪みなので、早期ケアだと比較的、簡単に改善しますが、歪んだ状態が長期間続くと、骨盤周囲の筋肉が固着して関節の動きが悪くなり、歪みが改善しずらくなります。
脚長差は再発しやすい歪みの1つです。これは、日常での姿勢が関係するためなので、生活習慣を見直すことと、脚長差を防ぐエクササイズを行うようにして下さい。
①骨盤の歪みを改善するエクササイズ
相撲の四股を踏む姿勢から、交互に片膝を床に付ける。(左右10回くらい)
②脇腹のストレッチ
横向きで肘をついて寝そべり、上体を起こして脇腹をストレッチさせる。(左右30秒)
③応急処置
脚組や横座りはしない方がいいのですが、無意識にやってしまった時は反対の脚組や横座りをする。これは、うっかり予防として覚えておくと良いでしょう。