「股関節の痛み」の記事一覧(2 / 2ページ目)

怪我の新常識

首の痛み 肩の痛み 肘の痛み 背中の痛み 腰痛 股関節の痛み 膝の痛み 足の痛み スポーツ障害

骨格ケアセンターの渡邊英司です。    怪我をすれば、冷却、固定、安静、挙上。 これが、処置の基本でした。 ところが、ここ数年の間に、その常識が覆されました。 今は、発症直後の処置は同じですが、三日程で炎症がおさまっていれば、冷湿布から温湿布に変えるところもあります。 また、怪我が治るまでの安静は筋力低下をまねき、かえって悪化させてしまう事のが多い事もわかったようです。 怪我をしている箇所の動かし過ぎはよくありませんが、患部以外は固まらないようにする事が重要なのです。怪我が治っても消えない痛み。今からでも遅くはありません。 関節機能を回復させてみませんか。 …

脚長差が揃えば良いわけではない

腰痛 股関節の痛み 膝の痛み 骨格や骨盤の歪み

骨格ケアセンターの渡邊英司です。 腰痛の原因の一つとして脚長差があります。 ※画像は左足が右足より長い これは、実際の長さの違いではなく、見た目上の違いです。脚長差の違いには、先天的なものと機能的な歪みによって起きるものがあります。 脚長差の調整で注意すべきは、先天的なものを無理に揃えようとしないで、機能的なズレだけを整える事です。 構造的なズレを無理やり揃えればバランスを崩すだけです。しかし、先天的な不揃いにも、機能的な歪みは起こります。 例えば、先天的に片足が3cm長いところに、機能的な歪みが加われば、さらに左右差が大きくなります。私が調整した事のある脚長差の最大は5cmがありました。 どこに行っても、生まれつきで直らないと言われていたそうですが、施術で左右差が2cmまで揃いました。 この事から、機能的な歪みは3cmあったと推測できます。 医学的には、3cmの脚長差は問題なしとされる文献を読んだ事があります。 これは、先天的なものを含めての事だと思いますが、機能的な歪みが1.5cm以上あると不調に繋がる事が多いようです。 主な症状は、腰痛、股関節痛、膝痛です。 腰痛の原因の一つとして、骨盤変位による腰仙関節のズレがあります。また、骨盤が変位すれば、股関節骨頭の被りが変わるので、股関節痛になったり、股関節と連動する膝痛もなる事もあります。 これらは、患部を見てもわかりませんが、どこに連動しているかと相関関係さえわかれば、負担のかかる箇所が想定出来ます。 原因の特定できない、股関節痛や膝痛が出ている時は、歪みを疑って下さい。 …

痛みがある時の運動

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骨格ケアセンターの渡邊英司です。 身体の痛みがある時は、運動をしても大丈夫なのか? こればかりは、ケースバイケースで、凄く痛ければ、動きたくても動けないし、大したことがないのに休むのも良くありません。 痛みの種類や程度の問題になるので、以下を参考にして下さい。 腰痛を例にした3つのケース ① ぎっくり腰【大半が怪我】 ぎっくり腰の大半は筋膜損傷になります。発症直後が軽くても、時間の経過とともに悪化していく事が多々あります。最近、新たに分かったのは、発症してピークが過ぎた後は日常程度の動きはした方が回復が早いとされています。 ② 部活動で起きやすい腰痛【多くは筋肉痛】 学生の部活動で多い腰痛は筋肉痛です。特に試合前は筋肉痛が回復しない状態で、運動を続けるため、悪化して筋肉のダメージが蓄積する事があります。そういった無理がかえってパフォーマンス低下になる事もあるので、慎重な判断が必要です。 ③ 慢性痛【負担の蓄積】 一部位に集中して負担がかかる事で起こります。痛みがあるから動かないでいれば筋力低下が起きてしまいます。かといって、ただ動いても、さらに負担が蓄積するだけです。正しい、身体の使い方を覚えてからの運動が必要です。 以上の事からも、動かして良いケースと、動かしてはいけないケースに分ける事で、事後の対応は異なりますが、長期に続いている痛みの改善には動かす事が大切です。但し、自己判断は悪化の原因となるので、専門知識のある方に相談して下さい。お近くの方は、お気軽にご相談下さい。 …

股関節痛の原因となる骨盤の歪み

腰痛 股関節の痛み 膝の痛み

骨格ケアセンターの渡邊英司です。 股関節痛が出る方の多くは、腰や膝の痛みを抱えている事があります。 これは、股関節が骨盤や膝と連動しているからです。 骨盤の上には腰椎があり、骨盤の下に股関節、股間節の下に膝関節があるため、そのいずれかに動作不全が起こると、連動する部位に負担がかかるためです。 例えば、骨盤が前傾すると、腰椎の弯曲が強くなり、股関節は屈曲拘縮が起こりやすくなります。 股関節の屈曲拘縮で動作制限が起こると、上体を起こす時に腰が反ってしまいます。 その結果、反り腰による腰痛を発症しやすくなるのです。 また、骨盤が後傾した場合は、股間節前方の被りが浅くなり、股関節前面の負担が増えてしまいます。これは関節の摩耗を早めて変形に繋がる事もあります。 骨盤の歪みは前傾や後傾といった左右同方向に歪むだけでなく、左右が逆に歪むと脚長差の違いで現れる事もあります。 これらの歪みは、個々の身体の使い方のクセで歪むので、自然によくなる事はありません。 長期的には、関節の片減りや変形に繋がる事もあるので、早めに対処する事をお勧めします。 …

6つの動作で体は変わる!

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骨格ケアセンターの渡邊英司です。 人間のカラだの動きは6つの動作が基本になります。 屈曲、伸展、左右側屈、左右回旋です。 これらの動作が複合して様々な動きが可能になります。 見方を換えると、どれか一つが妨げられてしまうと、本来の機能が発揮できなくなります。 どんな動作も、一関節が単独で動いているわけではなく、全てが連動しています。 感覚的に動けてると感じている人も、動作検査で、側屈の動きが悪かったり、回旋の動きが悪いというケースがあります。 例えば、ゴルフで腰下を動かさないように打つ人がいますが、運動リズムの観点からすると、回旋動作に必要な股関節の動きが不十分になります。下半身の動きがなければ、上体がカバーする事になり、胸腰椎に負担がかかります。 それは、腰痛の原因となる他、関連する肩、肘、手首を痛める可能性があります。 関節の構造上の動きは万人が共通です。 構造上、負担のかかる動きをしていると、今が良くてもいずれダメになる危険性のが高いのです。慢性痛の多くは、こういった身体の使い方が関係します。自身の身体のクセを知り、動作改善をしていく事で根本改善が可能なのです。 …

知らずにやっている不良姿勢!

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骨格ケアセンターの渡邊英司です。 誰もが知らないうちにやってしまう姿勢があるはずです。 長時間にわたる不良姿勢が原因での、体の不調は数え切れないほどあります。腰痛や肩こりはもちろん、肘や膝他、あらゆるところに不調が現れます。気づいた時には改善困難なんて事もあります。 不良姿勢をいくつか挙げますので、該当するものがないかチェックしてみましょう。 ①ペシャンコ座り これは両足をM字にお尻を床に付ける座り方で女性に多い不良姿勢です。 股関節が内旋するため、内股O脚になったり、股関節痛に繋がる事もあります。 ②横座り 両足をどちらか一方に放り出して座る姿勢ですが、腰仙関節の歪みに繋がり、女性では腰痛の原因として多いものです。 これとよく似た姿勢は男性にも多い、ソファーや自動車のアームレストにもたれかかる姿勢です。腰の左右のいずれかに痛みが出ますが、検査で原因不明の腰痛はこれが原因という事もあります。 ③ゲームやスマホ姿勢 ここ数年で急激に普及したスマホを見る下向き姿勢ですが、スマホ首と言われる通称まで出てきました。 ストレートネックがまっすぐ歪むのに対して、スマホ首は通常と逆の弯曲になります。 首痛の原因として、早急に対処していかなければいけない不良姿勢です。 ④猫背 不良姿勢の代表といえば猫背ですが、これは若い時からの癖でなる事が多く、成人してからなるケースは少ないです。 これとよく似た姿勢で、円背がありますが、両者の違いは、背筋を伸ばして伸びれば猫背、背筋を伸ばしても伸びないのが円背です。 円背は脊椎が骨粗しょう症などで潰れて丸まるため、背筋を伸ばしても伸びません。 猫背と同一にされる事がありますが、円背に背筋を伸ばす矯正は危険なので注意が必要なのです。 ⑤寝転んでテレビを見る姿勢 肩肘を立てて横向きでテレビを見る姿勢は、頚椎や胸椎の歪みを誘発して脇腹の筋緊張を高めて、首や肩の痛みの原因になる姿勢です。 ⑥ショルダーバッグ いつも同じ側にバッグを担ぐ姿勢は、肩関節が上がり、肩甲骨の高さに相違が出て肩こりの原因にもなります。 ⑦イスに浅く座る 背もたれに寄りかかりながらイスに浅く座ると、腰椎が丸まってしまい、腰痛の原因となるので、正しい姿勢で座るようにすべきです。 ⑧草むしり 高齢者に多いのが草むしりですが、一定時間しゃがんだままでいると、腰の筋肉が伸びたまま硬くなり、膝や股関節も屈曲した状態で硬くなります。 立ち上がり時には硬直したままのびないので足腰に痛みが生じやすくなるので、膝痛や腰痛持ちの人は注意が必要です。 日常では知らないうちにやってしまう不良姿勢が沢山あります。 これらの姿勢が、改善を遅らせたり、再発の原因になるのですが、正しい知識をもち、普段から正しい姿勢を心掛けていれば改善は難しくはないのです。 …

機能的な脚長差と構造的な脚長差の違い

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骨格ケアセンターの渡邊英司です。 骨格や骨盤の矯正をした事のある人なら、左右の足の長さが違うと言われた人は少なくないでしょう。 左右の脚の長さの違いの原因には、構造的なものと、機能的なものがあります。 構造的な問題で脚長差が生じているケースには、骨形成時に生じた損傷や外傷性の損傷、あるいは立ち方や日常での癖による内外半などがあります。 構造的な脚長差の簡易検査は、ベッドに背臥位(仰向け)になって、膝を曲げて高さを見る方法があります。 この時に、膝の高さが違うと、構造的なものと判断されますが、あくまでも簡易検査なので絶対ではありません。 なぜなら、膝の高さが矯正後に揃う事があるからです。 次に、機能的な脚長差とは、腸骨の前傾や後傾で生じます。 後傾した側の脚は、見た目上で短くなり、前傾した側の脚は、見た目上で長くなります。 この場合、後傾した側を前傾方向に矯正するか、前傾した側を後傾側に矯正するのですが、脚長差が生じてから、何日も経過している場合だと、筋肉に癖がついてしまうので、すぐに戻ってしまったり、矯正後に、いつもの生活に戻った事で、新たに歪んでしまう事もあります。 また、足首の内外半での脚長差があるかの検査は、腹臥位で足首のしわで見る事も出来ます。 ここで気を付けなければいけないのは、構造的な脚長差と、機能的な脚長差は異なるという事です。 何でも揃えればよいのではなく、構造上の問題でズレているのか、不良姿勢や筋肉などの癖でズレているかを判断しなければいけません。 しかし、構造的な問題でズレている人の多くは、構造的な問題だからと諦めている人も大勢いるのです。 体が歪めば、関節は遊びがなくなるために、弾力不足になります。 衝撃吸収能力が減少するから、体に負担がかかり、歪みやすくなるのです。 しかし、動きの悪い関節に動きを付けてあげるだけで、ズレて戻らない関節が戻りやすくなり、ズレていても痛みや違和感が緩和するのです。 例えば、ネジをイメージしてみて下さい。 錆びて動かないネジを放置しておけば、さらに動かなくなり、無理に動かせばなめてしまいます。 しかし、そこまで行く前に緩めて、油を指しておけば、その後はメンテナンスがしやすくなります。 人の関節も同じです。時々、動かしてあげるだけでも、栄養供給が促されて、油をさした状態が保たれるのです。 …

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