骨格ケアセンターの渡邊英司です。
腰に負担がかかり続けていると、筋肉疲労が蓄積して、筋・筋膜性腰痛症を発症する事があります。この腰痛は、持続的な同一姿勢で発症するケースと、スポーツ活動などで、筋肉や筋膜を損傷するケースがあります。
例えば、流れ作業のように、同じ事を繰り返す姿勢で腰痛が出たとします。
その腰痛は、仕事で起きたものなので、ほぼ毎日の負担が原因と考えられます。
また、学生が部活動などで腰痛を発症する事がありますが、最初のうちは、たんなる筋肉痛かも知れません。
しかし、筋肉を鍛える事は、わざと筋肉にダメージを与える事です。
ダメージと回復が繰り返されて、筋肉は肥大しますが、回復する間もなく、ダメージを与えれば、たんなる損傷にしかなりません。
そういった負担が限界に達すると、ちょっとしたきっかけで、ぎっくり腰や椎間板ヘルニアを発症する事もあるのです。
腰痛を何度も繰り返している人に多い特徴は、休みなく働いている人や、スポーツ活動で練習を休めない人です。
これらに共通するのは、疲労を回復させていない事です。
筋・筋膜性腰痛症は、誰にでも起こり得る腰痛ですが、100%改善可能な腰痛です。
原因を知らずに無理をしても、痛みが消えるどころか、やがては重大な疾患に繋がる事もあるのです。