骨格ケアセンターの渡邊英司です。
朝から疲れていたり、ちょっと動くだけで疲れてしまう。
これは、慢性疲労症候群の予兆かも知れません。
疲れとは、ある機能を継続して発揮した結果、機能の低下が起きた事をいいます。
疲れには『精神的な疲れ』と『肉体的な疲れ』があります。
精神的な疲れは『心配、不安、悩み』などの影響で『大脳が機能低下』を起こしてしまう中枢性疲労の事です。
症状としては、やる気を失うなどの『意欲の減退』や『筋機能の低下』が起こります。
肉体的な疲労は、運動などで過度に動いた時に現れる『筋機能低下』で末梢性疲労ともいいます。
これは、エネルギー供給が運動に追い付かなくなった時に起こる『一過性』のものなので、しっかりと休息をとれば回復します。
どちらの疲労かによって対処法は違いますが、どちらの疲労も長く続くと筋機能低下が起こります。
疲れやすい人は、筋力低下を起こしている事が考えられ、体を支える抗重力筋が適度な緊張を保てなくなるために、姿勢が悪くなります。
姿勢が悪くなると、体には過剰な負荷が加わるので、それらが、互いに影響し合って、悪循環を作り出すのです。
見方を換えると『姿勢が悪いと慢性疲労に繋がる』ともいえるわけです。
また、疲れた時は、甘いものを食べたくなりますが、砂糖類には多くの糖質が含まれているので、食べ過ぎると一時的に高血糖状態になります。
高血糖になると、過剰にインスリンが分泌されて低血糖になり、疲労が増す事があるので、栄養面にも気を付けながら、姿勢を正す事に意識を向ける事が改善策になるのです!