骨格ケアセンターの渡邊英司です。
人は誰でも年をとりますが、毎日を楽しく過ごしている人は、気だけでなく、見た目も若く見える人が多いと思いませんか?
実は、これ、見た目だけじゃないんです!
不良姿勢の多くは座位姿勢で起こります。これは立位姿勢よりも抗重力筋を使わないで済むからです。抗重力筋は、重力に対して姿勢を保つ筋力ですが、足二本で立つより、座位のが体を支える面積が広い分だけ楽な姿勢がとれます。
椅子に腰かけて、力を抜くと重心線が支持基底の中心に近づくために、背中が丸まり猫背になります。
さらに男の人は、椅子に浅く腰かける仙骨座りをする人が多いため、腰猫背になる事もあります。背中を丸めた姿勢は、胸椎前面や腹筋群の緊張を高め、背中の筋群は筋力低下を起こします。これが、顔の表情筋にも影響して『老け顔』を作りだし、実際の動作も鈍くしてしまうのです。