トレーニングを始めるにあたり、最初にやるべきことは姿勢を正すことです!
現代人の多くは正しい姿勢を維持する筋力がなくなっているといわれてます。姿勢が維持できなくなるとカラダが歪んで正しい姿勢でのトレーニングが難しくなり、背骨にかかる負担も大きくなります。
本来であれば、筋力トレーニングには筋力左右差を整えたり、日常動作で使われていない休眠中の筋肉を目覚めさせる効果があります。しかし、実際にはカラダが歪んだ状態でトレーニングをすると、正しいフォームが作れないため、付けたい部位の筋肉が十分に鍛えられないこともあるのです。
イメージ通りに効かせられなければ、理想のスタイルにならなかったり、なったとしても時間がかかり過ぎたり、場合によっては不調でトレーニングに支障が出てしまうこともあります。
こういった事は、かなりの頻度で起きているのですが、途中で脱落していく人を見ても、それが要因の1つとは気づいていないのです。
例えば、トレーニングで腰のくびれを作りたいとします。くびれがなくなってしまう原因は、肋骨と骨盤の間が狭くなることや肥満などがあります。肥満であれば痩せれば、くびれが出ると考える人は多いのではないでしょうか?
しかし、肋骨と骨盤の間が狭くなっているケースは体重は関係ありません。その場合、時間をかけて痩せても思っていたほどの結果が出せないことになります。もちろん、本格的にトレーニングをしていれば、普通の人よりも十分すぎる筋肉が付くのですが、歪みのない状態で行うトレーニングと比較すると大きな差が出るのです。