骨格ケアセンターの渡邊英司です。
人間のカラだの動きは6つの動作が基本になります。
屈曲、伸展、左右側屈、左右回旋です。
これらの動作が複合して様々な動きが可能になります。
見方を換えると、どれか一つが妨げられてしまうと、本来の機能が発揮できなくなります。
どんな動作も、一関節が単独で動いているわけではなく、全てが連動しています。
感覚的に動けてると感じている人も、動作検査で、側屈の動きが悪かったり、回旋の動きが悪いというケースがあります。
例えば、ゴルフで腰下を動かさないように打つ人がいますが、運動リズムの観点からすると、回旋動作に必要な股関節の動きが不十分になります。下半身の動きがなければ、上体がカバーする事になり、胸腰椎に負担がかかります。
それは、腰痛の原因となる他、関連する肩、肘、手首を痛める可能性があります。
関節の構造上の動きは万人が共通です。
構造上、負担のかかる動きをしていると、今が良くてもいずれダメになる危険性のが高いのです。慢性痛の多くは、こういった身体の使い方が関係します。自身の身体のクセを知り、動作改善をしていく事で根本改善が可能なのです。