骨格ケアセンターの渡邊英司です。


枕が合わなくて、夜寝付けなかったり、目覚めが悪いなんて事をよく聞きます。

そんな日々が続くと、疲れが取れなくなり、頭が重く感じたりします。

枕をオーダーで作る人もいますが、オーダーしたものが合わないという話もよく聞きます。


高さや幅など、その人に最適な状態で合わせたものが、合わなければ、どうしたら良いかもわからなくなってしまいます。

こういった問題は、枕が悪いのではなく、別の原因があるのです。


頚椎には緩やかなカーブがあり、寝姿勢では身体よりも頭が高くなります。

首と胸椎の間に隙間が空くと、ブリッジになるため首に負担がかかります。

この負担を減らすには、全体的に枕が当たるようにしなければいけません。

また、寝具の硬さも注意が必要です。

枕の高さが最適でも、マットが柔らかければ、身体が沈んでしまうため、合わせた枕が合わなくなってしまいます。


それでも改善しなければ、今度は関節の硬さの問題かも知れません。

首に不調のある人と、何もない人が、枕をオーダーしたとします。首に問題がない人は、より快適な枕が出来上がる事は明白ですが、首に不調のある状態で合わせる枕は快適どころか、悪い状態を維持する枕になってしまいます。


枕をオーダーする時は、頚椎の動きを整えてからた計測した方が、より体に合った枕が出来るのです。