骨格ケアセンターの渡邊英司です。
体の痛みの原因に姿勢が関係する事はあきらかですが、多くの人は不調が起きても姿勢を正そうとせず、湿布や痛み止めに頼ります。
これは根本改善ではなく、一時的な痛みの消失でしかないのです。
姿勢矯正が何の目的で行われているかを知らない限り、この傾向は続くはずです。
姿勢矯正による変化は体の負担を減らしてエネルギー効率を高めることです。
そして、正しい姿勢を維持する感覚を身体で学習することです。
骨格の歪みを整えた事のない人は、今までの姿勢が正常と認識しているため、正しい姿勢に慣れるまではバランス感覚が乱れた感じになる人もいます。
例えば、側弯症の人は矯正後の姿勢変化に順応できなくて、ふらふらする事があります。
いつもより身体が曲がって感じたり、重心がズレて感じるなどです。しかし、過去の姿勢はエネルギー効率が悪く、痛みを生じる原因なので、新たな正しい姿勢に順応しなければいけません。
そして、新たな身体の使い方に慣れ、筋肉の緊張状態を再学習していくのです。