骨格ケアセンターの渡邊英司です。
人は成長とともに、身体の機能分化が進むために、左右が非対称になっていきます。
これは、誰一人、例外ではなく、生活習慣の違いで個人差があるだけです。
大半の人は右利きですが、右利きの人は左足荷重になります。
左足荷重に靴の締め付けが加わると、左足関節は右足よりも硬くなりやすくなります。
足関節は車でいえばサスペンションの役目をしています。
足関節が硬ければ、サスペンションの利かない車でデコボコ道を走るのと同じで、体にはかなりの衝撃が伝わります。
また、人は重力に対してバランスをとっていますが、足関節が硬いと、重心移動が妨げられてしまいます。
重心移動が出来なくなると、無理な筋緊張が起こり、疲労やストレスが加わる事で、極度な緊張状態になる事もあります。
それを放置したままでいると、歪みや捻じれが強くなるのです。
これは、ほんの一例ですが、足関節の動きが正常になっただけで、腰痛や肩こりが解消したり、中には顎関節症が緩和したという事もあるのです。