骨格ケアセンターの渡邊英司です。
運動器とは、動作に関係する、筋肉、腱、骨、関節、靭帯、神経などの器官の名称です。
平成28年度から、文部科学省の省令改正で、内科検診、側弯症検診の他に運動器検診が加わりました。
現代の子供達は、しゃがめない、片脚立ちが5秒以上出来ない、骨折、スポーツ障害などが増えています。
こういった異変に、子供や親が気づかない事が殆どです。
運動器の障害は、構造的なものと機能的なものに分けられます。
レントゲン検査などで、骨折や変形などの構造的異常が見つかれば良いですが、異常が見つからないのに、腕が上がらない、痛みがある場合があります。
仮に、検査で引っかかっても、経過観察で、再検査をするわけですが、機能的な障害は、日常動作が原因となる、骨格の歪みによる事が多いため、自然回復はしません。
また、何もしなければ二次障害に繋がるので、骨格の歪みを整えるなどの対処が必要なのです。