ダイエットをしたことのある人ならわかると思いますが、なぜか冬は痩せにくいと思いませんか? 本来であれば、夏よりも冬のがダイエットはしやすいそうです。 人の体は体温を一定に保つように出来ているため、外気温が下ると、体が熱量を上げるため、カロリー消費が促されます。 ところが、カロリー消費が追い付かなくなる原因があります。 それは、基礎代謝が上がっても、熱をつくるエネルギーが食べ物から作られるため、食欲が出てしまうのです。 要するに、エネルギー効率が高まっても、食べ過ぎたら意味がないということなのです。しかし、対策がないわけではないので、意志を強く持って以下の3つをやってみましょう。 ①体を冷やさない。 ②よく噛んで食べる。 ③適度な運動。 体が冷えると、食欲が出るだけでなく、脂肪が蓄積しやすくなります。そのため薄着にならない。早食いしない。適度な運動を心掛けるの3原則を守れば失敗は減らせるかも知れません。 …
共感疲労による不調
今年は元旦から、大きな災害が発生してしまい、毎日、悲しいニュースばかりが目に飛び込んできます。 テレビやネットで衝撃的な映像を何度も繰り返し見ていると、他人の痛みが、自分のことのように感じて恐怖心を感じたり、気持ちが落ち込んだりしていきます。 共感疲労の症状には、イライラ、怒りっぽくなる、気持ちが落ち込む、寝付けない、食欲がない、頭痛、倦怠感、動悸、これ意外にも筋肉の張りや凝りがあり、悪化すると首肩のこりや腰痛に繋がることもあります。 年始はなにかと多忙な時期ですが、ストレスを溜め込まないように、適度な運動と睡眠を心がけて、心とカラダのリフレッシュも忘れないで下さい。 …
能登半島地震へのお見舞い
能登半島地震へのお見舞い 石川県能登地方を震源とする最大震度7の地震が発生し、尊い命を奪われてしまいました。 被災された方のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々のご家族、関係の方々に心よりお見舞い申し上げます。 被災地域では地震活動が続き不安な日々が続いていますが、皆さまの安全確保と 一日でも早い復旧・復興をお祈り申し上げます。 骨格ケアセンター 院長 渡邊英司 …
施術後の過ごし方
今回は施術後の過ごし方について説明いたします。 施術後は安静にした方がいいのか、動いた方がいいのかで迷われた方もいるかと思います。 これは、術後の状態にもよりますが、痛みがなければ、軽く動いた方が効果も持続性も高まります。 その理由は、関節の性質が関係しています。 関節は、長期間動かさないと固まる性質があります。また、施術後は関節可動域が広がるため、動く事で、普段使われていなかった筋肉が活性化します。 全身には、200個の関節があり、可動域は個々で異なるため、日常生活中に全ての関節を均等に動かす事は不可能です。 よく使う関節は固まりにくくても、あまり動かさない関節は固まりやすくなります。 例えば、骨盤には仙腸関節という大きな関節がありますが、可動域は2ミリ程しかなく固まりやすい関節の1つです。この関節がズレたまま固まると、脚長差が出たまま戻らなくなり、股関節痛や膝痛の原因になります。 肩関節は、可動域が広くて固まりにくいイメージがありますが、姿勢の影響を受けやすいため、猫背にしていると胸椎が硬くなります。胸椎の左右には肩甲骨があります。肩甲骨には関節はなく、筋肉が関節の役目をしているため、胸椎の動きが悪くなると、その周囲の筋肉の動きも悪くなるのです。 肩関節と肩甲骨は2対1の割合で動くので、肩甲骨が動かなければ肩関節に負担がかかります。また、背中を丸めた姿勢は肋骨の間を狭めてしまい、その状態で固まってしまうと、腕が真上に挙げられなくなります。 このように、全身が連動して繋がっているので、動きの悪い関節1つで、それを支点にして歪みは連鎖していくのです。 施術での改善度は回数や頻度で異なりますが、痛みなどが半減した人は日常動作にとどめ、3割以下まで軽減したなら、軽い運動で様子をみるのがよいでしょう。そして、完全に痛みが消えたなら、無理をしない程度の運動習慣を心掛ける事で代謝が改善されて動きやすい体になるはずです。 …
溜めると辛い年末疲労
今年もあと少しです。 12月は仕事の後片付けや大掃除で大忙しだと思います。また、コロナが落ち着いてきたので、忘年会をやる会社も増えていると思いますが、飲み過ぎには注意しましょう。 内臓が疲れてくると、内臓機能の低下で自律神経が乱れやすくなる他、筋肉にも影響が出て、全身のこりや痛みなどに繋がりやすくなります。また、身体の疲れ以上に、疲れが抜けなくなる事もあります。 今月の不調予報ですが、大掃除中に腰を痛めての駆け込みが2名。年内中に済ませなければいけない仕事で、無理をしたことで腰痛が悪化した人が3名いました。その他にも、類似したケースが数名いたという事は、まだ氷山の一角ではないかと思っています。 気が張っている時は何とか大丈夫でも、後から疲れが一気に出る事があります。同じ姿勢を続けたり、中腰作業をする人は、十分に気を付けて下さい。 今年もまだ20日あります。疲れを溜め込んで、不調で寝正月にならないように、自身の体をいたわりながら、良い年を迎えたいですね。 私自身が何でもなければですが、月、水、金を除き、夜間は20時迄の営業します。また年内は31日17時迄となりますので、ご予約はお早めにお願いします。 …
歪みは万病のもと?
歪みなんて私には関係ないと思われている人もいると思いますが、体は誰もが例外なく歪んでしまいます。 今回は、体が歪む理由と歪んだらどんな影響が出るのかを検証していきます。 体の歪みは、服の上からわかりずらく、多くの人は自身の体の状態を知りません。 骨格の形状は遺伝もあるので、体系的に不調が出やすい人もいます。 遺伝による体型以外には、歪みによって、猫背、巻肩、肩の高さの左右差、ベルト位置の左右差、顔、O脚、X脚、お尻やバストが垂れるといった事があります。また、外見以外では、腰痛、肩首のコリ、膝痛などの痛みや違和感が出る事があります。 これらを放置していると、関節の片減りが進んで変形に繋がりやすくなります。 そもそも、どうして体は歪んでしまうのか? 人は生まれながらに利き手足が決まっていて、成長過程で得手不得手がハッキリしていきます。これは機能分化なので異常ではありません。しかし、筋肉の先端が腱で骨に付着しているため、得意不得意の動きで、筋力左右差が生じるため、強い筋肉に引っ張られて関節のズレや捻じれが出るのです。 人が活動する限りは仕方のない事ではありますが、激しいスポーツや同じ動作を繰り返す職種の人は、筋肉のアンバランスで歪みやすくなります。であるなら、筋肉の少ない人は歪まないかというと、そうはなりません。筋力がない人は、関節を支える力も弱く、関節がズレやすいからです。 風邪は万病の元というように、歪みも様々な疾患の元になるのです。 関節は連動して動くため、一つでも動きの悪い箇所があれば、動作に制限が出たり、一部位に負担がかかるようになります。また、関節がズレると、骨と骨を繋ぐ靭帯が引き伸ばされて痛みが出ます。そして、関節周囲の組織もダメージを受けていき、完全に破壊されてしまうと外科手術が必要になる事もあるのです。 この記事を読む人で、当院に来た事のない人のために少しだけ施術方法をお話しします。一般的な骨格矯正は、骨をボキッとやるものが多いですが、当院では全身200個の関節の調整を行なって、全身の歪みを整えます。 関節は連動して動くため、僅か一箇所でも動きの悪い箇所があると、スムーズな動きが出来なくなるため、動かない関節をカバーして、正常な他の関節が過剰に動いて補助します。一次的には、便利な機能ですが、長期に続くと、カバーした動きに合わせて体が歪んでしまい、それを脳が正常と判断してしまいます。 要するに、長期の歪み、体の異変に気付けなくなり、慢性痛や軟骨の変形に繋がりやすくなるのです。また、歪みを整えても、直ぐに戻ってしまう人がいますが、それは、悪い状態を正常と間違えて記憶した脳が、正しい姿勢を違和感と認識して戻そうとするのが、戻りの正体なのです。戻りをなくすには、複数回の施術で違和感を取り除くしかありません。それによって、徐々に正しい姿勢を認識して、戻りずらい骨格になるのです。 …
急性痛と慢性痛の違い
痛みは、急性痛と慢性痛に分けられます。 急性痛とは、突然の怪我や病気によるものなので、それらが完治すれば痛みはなくなりますが、完治後も消えない痛みが3か月以上続くと、慢性痛になる事があります。 例えば、病気や怪我で外科的な手術による傷口の癒着は、半年ほどで改善するといわれますが、その間に、筋肉や関節の機能が低下して、可動域が減少したり、体の歪みによる違和感や痛みが出る事もあります。また、外部の衝撃なしで起きる怪我だと、ぎっくり腰もその1つです。ぎっくり腰の7~8割は筋膜損傷ですが、原因としては、重いものを持ち上げた時よりも、洗顔動作などの日常動作で発症しています。 筋膜は筋肉の上を滑るように動きますが、筋肉の使い過ぎで負担が蓄積した箇所は、水分を失なう事で柔軟性がなくなり硬くなります。そこに、無理な姿勢による力がかかる事で裂けてしまうのです。傷ついた筋膜は、回復に1週間程かかりますが、その間にこじらせると、さらに回復時間が長引いてしまいます。また、筋膜は全身に張りめぐらされている他、厚みも均一ではないため、腰以外の、どこに損傷が起きても不思議ではないのです。 痛みは異変を知らせるシグナルなので、違和感があれば早めの処置が必要です。こじらせて慢性痛になると、異変を知らせる役目が果たされなくなり、重大な疾患に繋がる事もあるのです。 …
免疫力UPの生活習慣
コロナ禍での長い自粛生活がようやく終わるかと思っていたら、次はインフルエンザが流行っています。これも、免疫力が低下しているせいかも知れません。 免疫力を高めるには、体を冷やさない、栄養、睡眠、よく笑い楽観的に生きる、適度な運動などが重要ですが、その中でも、多くの人が該当するのは、自粛生活による運動不足かも知れません。 運動をしている人としていない人を比較すると、運動をしていない人は、癌、鬱病、認知症などのリスクが高くなります。 もちろん、運動量にもよりますが、スポーツクラブやジムで筋トレを週に2~3回やっている人は、心血管疾患や癌、糖尿病のリスクが低くなると言われています。また、ウォーキングも関節にかかる負担が少ない運動なので、足腰に痛みがなければ、毎日60分を目安に歩くようにすると、健康維持や痩身効果にも期待できます。 …
歯ぎしり・食いしばり
歯ぎしりや食いしばりの原因の多くはストレスといわれています。食いしばりが続くと慢性的になり、頬っぺの内側を噛んだり、首肩のこりが続いてしまいます。 また、歯の詰め物が取れやすくなったり、頬の筋肉の緊張で、顔が大きく見えてしまいます。 ストレス以外の原因では枕が合わないという人もいます。合うものがなくて、オーダーしたという話も聞きますが、それで改善したという話はあまり聞きません。これは、オーダー枕が悪いのではなく、首や肩のコリが酷い時に、枕を合わせているからだと思います。首が悪い状態では、首の可動域が狭くなっていて、頚椎の弯曲が歪んでいるはずです。 その状態で枕合わせをすれば、悪い形に合わせた枕が出来上がってしまいます。それだと、せっかくのオーダーが無駄になるだけです。順番としては首の緊張を取除いてから枕合わせをするべきなのです。また、歯ぎしりや食いしばりの強い人は、高めの枕よりも低めの方が症状を軽減します。なぜかというと頭部が持ち上がると、顎を引いた状態になり、顎に力が入ってしまうからです。花粉症などで鼻詰まりがある人や、寝ながらスマホや読書をする人は、姿勢にも気を付けましょう。 …
低気圧不調と慢性不調!
低気圧など、気圧の変化で、何かしらの不調が出る人は3人に1人と言われています。 低気圧不調の原因となるのは、血管拡張による神経圧迫、自律神経の乱れ、水分バランスの乱れなどがあります。 例えば、南からの温かい風で気温が上がると、体が温度上昇に対応しようとして副交感神経が活発になるため、血管が拡張してズキズキした片頭痛が起きやすくなります。 逆に、低気圧が去ると、北風で気温が下がり、交感神経が活発になって、血管の収縮で血流が悪化するため、体が過緊張したり緊張性の頭痛が起こりやすくなるのです。 頭痛の場合でいうと、他にもストレス性の頭痛があり、交感神経の活発な人に起こりやすく、寒さで交感神経が活発になる事で症状が悪化します。今年は気温の変化が激しいので、例年よりも、体のハリや頭痛が悪化するかも知れませんので、体を冷やさないようにしましょう。 ここまでは、気圧の変化による不調でしたが、気圧意外にはどんな原因があるのか?交感神経や副交感神経のいずれかが活発に働く原因に性格が関係しています。 副交感神経が活発な人は、おっとりしている人に多いとされていて、低気圧の通過する時や、天気の悪い日、気温が上昇する日に副交感神経が活発になって症状が悪化しやすくなります。その場合は交感神経が優位に働くように、運動を心掛けると良いのです。また、普段から活動量の多すぎる人は、疲労が慢性になり交感神経と副交感神経の両方の働きが低下するため、気圧と関係なく不調が出やすくなるので、血流改善に向けたケアを心掛けましょう。 …