骨格ケアセンターの渡邊英司です。
寝起きはいつも腰が固まったように痛くて、すぐに起き上がれなかったり、腰が曲がらなくて靴下が履けないのに、動き始めると痛みが和らいでくる。
こういった症状の腰痛は、関節の老化や、腰への負担で、腰椎の支えが弱くなっている事があります。
関節が緩む事をハイパーモビリティーと言います。直訳すると動き過ぎという意味です。
関節を繋ぎとめる筋腱、靭帯が緩んで不安定になっているのです。
そのまま放置していると、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、分離症などに繋がる事があります。これは、妊娠中の女性にも多く、ホルモンの関係で靭帯などが緩むためにこういった症状が出ます。
これらの症状がある時は、腰椎の負担を減らすために、腰椎以外の関節に可動性を付けて、負担を分散するか、腹筋や背筋で緩んだ箇所を鍛える必要があります。
また、その両方が必要という事もあります。いずれにしても、症状が悪化すると、改善までには、かなりの時間がかかりますので、早めにご相談下さい!