台風15号が過ぎ去り、その爪痕は甚大な被害を残しました。

停電、断水、熱中症など、今だに復旧していない地域もあり、建物被害の補修には数年待ちとも言われてます。
こんな状況だったので、仕事の再開もまだ先と思っていましたが、被災の酷い地域から施術に来られる方がいたので、停電復旧と同時に仕事を再開する事にしました。

東日本大震災の時もそうでしたが、精神的なダメージを受けたり、気が張った状態が続くと身体が緊張します。

今回の台風でも、長引く停電や断水に加えて、今年最高の暑さが重なったために、車内で過ごす人も多くいました。
そのためか、施術に来る方の多くが首や肩の過緊張であったり、坐骨神経痛の人も目立ちました。

首や肩の過緊張は精神的なストレスによるものだと思いますが、坐骨神経痛は、窮屈な姿勢などで殿筋が硬く緊張した事も考えられます。
もともと、坐骨神経痛を患っていた人だと、首の緊張で症状が悪化する事もあります。これは、首の過緊張で硬膜に影響するためです。

坐骨神経痛は長引く事が多いので、症状が進行しないようにストレッチやスクワットをすると予防効果があります。
また、症状が強くなっている人で腰痛を伴う場合は、腰の疾患の疑いがあり、腰痛がなければ、臀部の梨状筋の硬さが原因となるケースが多くあります。