骨格ケアセンターの渡邊英司です。
腰痛や首痛に悩んでいる人の多くが、枕が合わないと言います。
腰と首は相関関係にあるので、腰痛が出ない時に首痛が出たり、首痛が出ない時に腰痛が出る事があります。
そういう人が、枕を変えたら改善したという話も聞いた事がありますが、その裏では、専門店で枕をオーダーしたのに合わないという人も少なくありません。
実は、これには理由があり、注意しなければいけないポイントがいくつかあります。
首痛の有無
首痛が出ている時は、首が歪んでいるか、硬くなっています。その状態で、高さや硬さを合わせても、悪い状態に合わせた枕を作っている事になるのです。
寝姿勢
寝る時の姿勢が仰向けか、横向きかによって、背骨の形状変化が異なる。 仰向けの場合は、頚椎が過剰に屈曲や伸展しない高さが理想です。また、枕の高さを合わせても、マットレスが柔らか過ぎると、身体が沈んで、枕が高いのと同じになります。また、横向きで寝ると、頚椎が過剰に側屈して、側弯症を誘発する姿勢になるので、枕を変えても負担がかかるので注意が必要です。
これから枕を作る人は、首を整えてからのが、リスクを減らせるという事です。