骨格ケアセンターの渡邊英司です。


不調の改善に筋トレは必要?

答えはYES!ですが・・・筋トレをするには条件がいります。

第一が動ける事。動けない人にやれといっても無理です。そのため、どこまで動かせるかが重要です。

不調を長いあいだ放置していると、悪化して、さらに痛みが強くなったり、二次障害に繋がったり、強直と言って固まってしまう事もあります。


高齢者だと、筋力低下で出来ない人もいますが、今後、ますます高齢化が進むので、老化を待つのではなく遅らせる事が大切だと思います。

ここでは、痛みで動けない人の筋トレ方法を紹介します。

例えば、膝の痛みで、曲げ伸ばしが出来ないケースがありますが、こういった人に無理矢理、膝の曲げ伸ばしをさせる事は出来ませんし、やってもいけません。

部位のみであれば、疼痛の出ない状態で、膝を伸ばしたまま足の上げ下げをすれば良いのです。

運動から遠ざかている人だと、若くても力が出なくなっている人もいます。

その場合は、自重での動作練習を行います。


動けない人には、日常動作も筋トレと同じなので、鍛えさせたい箇所に利くように誘導するだけでも効果があります。

注意する点は、痛みがあると庇って動くので、きちんとした軌道で動かないため、しっかり補助してあげる事が必要です。

また、動けない人に最初からやらせるのではなく、ある程度動けるまでは、手技で導いてあげなければいけません。