骨格ケアセンターの渡邊英司です。


今年1月に発売された、骨格矯正DVDについての撮影裏話です。

DVD講師の依頼が来たのは、昨年の5月頃でした。この業界には怪しい勧誘も数多くありますが、内容等に不審な点はなかったので引き受ける事になりました。撮影の日取りは9月と決め、それまでにカンペを作成する約束をしました。

カンペ作りは初めてでしたが、三カ月もあれば余裕と思っていました。また、カンペは自分が撮影時に見るためのもので、DVDには出ないと思っていたのです。


そして、撮影日がまじかに迫ってきた時に、体調を崩してしまい、カンペが出来たのは、撮影の一週間前でした。出来た原稿を読んでみると、喋りづらい事に気づきました。原稿を一通り読むと、20分以上かかるので、何度も読みかえす時間がない。読みずらい箇所を、自分の言葉に修正し終わったのが、朝方4時でした。


2時間の仮眠をして、犬の散歩に行ってから、再び原稿を読んでみました。

しかし、やっぱり喋りずらい。あっという間に集合時刻になっていました。撮影場所は、私の治療院の下の道場です。


玄関には、私の空手の弟子で、”お笑い芸人、それもまた一興”の松岡君が、施術のモデルになってくれる子を連れて待っていました。

その日の、モデルさんは、アイドル活動をしているタレントさんで、私みたいな昭和男とはスタイルが違います。


撮影中は、カメラマンたちも気さくで、余計な緊張感はなかったのですが、あまり寝ていなくて、頭が回らない。また、カメラアングル的に、手元が見えないという事で、本来と違うポジションでやるなどのアドリブもありました。

そして、一番の難関は、最後に撮影した理論編。

顔は殆ど映らないと聞いていたので、カンペを丸読み出来ると思っていたのですが、映らないどころか丸写しです。そして、カンペから目を離すと、老眼で、どこを読んでいるかが見えなくなる。

そんな状態で出来た作品なので、色々な意味で思い出深いものになりました。しかし、これがきっかけで、自分の未熟さがわかり、多くの事を学びました。





DVDに収録されている内容は、セミナーの、ほんの一部に過ぎません。自分的には、かなり簡単にしたつもりでしたが、そうでない人もいると思います。それ等も含めて、今後の課題として、精進できればと考えています。