骨格ケアセンターの渡邊英司です。


むち打ち症は、交通事故やスポーツ活動などによる外部の衝撃を受けて発症します。


症状には頭痛や、首肩の凝り、吐き気、めまい、手のしびれなどが出る事がありますが、発症後すぐに出る人と、時間が経過してから出る事があります。


私もオートバイ事故で重度のむち打ち症を経験しています。当時は強烈な頭痛が二年も続き、首や肩は石のように硬くなっていました。現在も時々症状は出ますが、栄養、筋トレ、自己調整で何とかしのいでいます。


栄養面で大切なのはたんぱく質ですが、これはプロテインで補えます。筋トレは、首を直接鍛えると、かえって症状を悪化させる事があるので、軽いダンベルなどで肩の上下運動で僧帽筋を鍛えることをお勧めします。


頚椎上部の緊張が高まると、全身が筋緊張して症状を悪化させる事になので、日頃の姿勢や枕にも注意が必要です。また、首の屈曲動作に障害が出ている場合は胸椎の調整、伸展動作は頚の舌骨の動きを調整すると効果的です。舌骨の調整は直接的ではなく、上下の筋をストレッチさせるイメージで行ないます。



※頚椎の前に飛び出ているのが舌骨


以上をまとめると、たんぱく質摂取、僧帽筋群を鍛える、上部頚椎、胸椎、舌骨を緩めるになります。