一般的なマッサージとスポーツ・マッサージの違いは何か?


フリー百科事典『ウィキペディア』には、マッサージは、皮膚に求心的に施術することにより主に静脈系血液循環の改善やリンパ循環の改善を目的にした手技療法である。

中略、マッサージは、フランスで生まれた手技療法マサージュを指すが、同様の効果を得られるものとしてタイ式や朝鮮式のマッサージ、アンマと呼ばれるものは除くも便宜的に「マッサージ」と呼ばれる。 また、スポーツマッサージについては、スポーツ選手または、スポーツ愛好家に対するマッサージ。ただし、独自のマッサージ方法がある訳ではない。と書かれています。


スポーツ・マッサージが、通常のマッサージと違うのは、競技によって使われる筋肉が違うために、必要に応じて、筋への刺激を変えるのが特徴です。この方法はスポーツ選手に限らず、一般の人の日常の癖にも対応できます。
私も、矯正前の筋肉のほぐしは、歪みを整えるようにしながら、筋の走行に対して、縦、横、押圧刺激などを与えていきます。その後に、関節の動きを確認しながら骨格を矯正していくのですが、この矯正方法も、動きやすさを重視しながら、ソフトに調整していくので、矯正というよりは、関節のスポーツ・マッサージみたいなものです。


日常やスポーツ動作の癖は、筋肉や関節に現れるので、筋や関節への刺激を変える方法は理にかなった方法だと思っています。また、そこから、不具合の原因を探りだして、動作改善に必要な情報を得ることが出来るため、最高のパフォーマンスを発揮できる身体がつくれるのです。