「首・肩の痛み」の記事一覧(3 / 3ページ目)

施術時間で変わるコンデション調整

首・肩の痛み

骨格ケアセンターの渡邊英司です。 問い合わせで施術時間を聞かれる事があります。 また、施術終了後に、延長してくれという人もいますが、施術時間は、効果に影響するので、私はやりません。施術時間の長短は手技の方法でも違いますから、長いから良いとか、短いからダメという事ではありません。 マッサージの基本は、運動前は短かめが良くて、運動後は40分程度が最適とされていました。 運動前に長くやり過ぎるとリラックスし過すぎて、パフォーマンスに影響が出てしまうからです。逆に、運動後は、疲れが残らないように、しっかり解した方が良いとされています。 今の時代は、効果よりサービス重視になっているため、お客様の要望があれば、時間延長をする所が増えていますが、その一方では、効率化で時短をする所も増えています。 例えば、歯医者さんみたいに痛いのが嫌いな方は短い方が良いし、時間のない人にも有難いです。(※今の歯医者さんは痛くない所もあります) 逆に、気持ちいいマッサージなら、長い方が嬉しいものです。私は整体職人なので効果を重視して時短も延長もしませんが、一番最適な状態にする準備をして待っています。  …

ストレートネック時代からスマホ首時代に

姿勢 首・肩の痛み 首の痛み 骨格や骨盤の歪み

骨格ケアセンターの渡邊英司です。 頚椎の生理的前弯がなくなり、まっすぐに歪む首をストレートネックと言います。 ストレートネックは、パソコン作業をする人がなりやすいと言われていましたが、近年ではスマートフォンの普及で、スマホ首と呼ばれるものが出てきました。 パソコン姿勢とスマホ姿勢を比較すると、頚椎の屈曲角度が大きいのはスマホ姿勢です。 そのため、歪み方がストレートではなく、後弯して、首猫背になります。 ここ最近の傾向は、スマホの使い過ぎで不良姿勢になるのは、10代が増えています。 起こりえる症状では、頭痛、首痛、肩こり、めまい、手のしびれ、背中の張り、腰痛など。 他にも、首の過緊張で寝違えになりやすく、不眠、柔軟性の低下などが考えられます。 首の症状が酷くなると、精神的にも辛く、鬱病に繋がる事もあります。 症状が酷くなる前に、関節の遊びを回復させ、タオルを使ったエクササイズもあるので、自宅でも予防しましょう。 …

知らずにやってしまう歪む姿勢

姿勢 腰痛 膝の痛み 首・肩の痛み

骨格ケアセンターの渡邊英司です。 楽だからとる姿勢が、骨格の歪みや不調に繋がってしまう事は知っていますか? 同じ姿勢や、繰り返し行われる動作の中には、歪みを誘発するものが数多くあります。 以下に思い当たる事があれば要注意です。 横座り 女性に多いのが横座りですが、似たような姿勢に、ソファーや車のアームレストにもたれる姿勢があります。 これは、腰椎下部がズレてしまうので腰痛が現れたら、早めに矯正すれば比較的簡単に改善出来ます。 女の子座り ペシャンコ座りとも言いますが、股関節が内旋するため『O脚』の原因になります。 仙骨座り 電車などで浅く腰かけている人を見かけますが、骨盤が後傾して丸まり腰になり、胸部緊張および胸椎後面の筋力低下が起こります。 起こり得る症状は『首肩のこり』『腕の動作制限』『顔、胸、お尻がたるむ』他。 草むしり 高齢者に多いのが、草むしりです。しゃがんだ状態でいると、腰の筋肉が硬くなる他、膝関節も硬くなります。 それらの影響で『坐骨神経痛』や『膝痛』になる事が考えられます。 足組 椅子に座る時に足を組む事があると思いますが、同じ側だけの足組は骨盤の歪みに繋がり『脚長差』と『腰痛』が出る事もあります。 逆足が組みにくいと感じた時は歪んでいます。 時々組み替える事も予防になります。 ショルダーバッグを同じ側で持つ ショルダーが落ちないようにしようとして、肩が緊張してしまうため『首肩のコリ』に繋がります。 肩、肩甲骨、鎖骨は一つのユニットで、体幹と繋がっている関節は鎖骨(胸鎖関節)だけです。  腕はぶら下がっているものと従えて、バッグも身体の中心寄りに下げる工夫をするのが負担を減らすコツです。 パソコン作業 仕事でパソコンを使い人は、長時間モニターを見なければいけませんが、いつの間にかモニターに顔を近づけすぎて背中が丸まり、顎を突き出す姿勢をしてしまいます。 時々は、頭部を高く持ち上げるようにして、骨盤を起こす癖をつけましょう。 上記以外にも、知らず知らずにやってしまう姿勢は数多くあります。 それらが『慢性痛』の原因になるのです。 いつの間にかやっているクセから気が付いたら正すクセに変えていきましょう。     …

首の下部から肩にかけての痛み

実際の症例 肩の痛み 背中の痛み 首・肩の痛み 首の痛み

骨格ケアセンターの渡邊英司です。 首から肩にかけての、コリと痛みが日増しに強くなってきた方の症例です。 相談者は、パソコン作業が主の仕事をされる方なのです。 この方は、首を左に傾けるクセがあり、肩甲胸郭関節の動きが悪くなっていました。 また、反り腰で、腰仙関節に引っかかりがありました。 症状が強くなった原因は、何かしらの要因で背中の緊張が高まったためと考えられます。 検査では、肩甲上腕関節の動きと頚椎の回旋動作に制限が起きていました。 身体が緊張している人の多くが、上部頚椎周囲の筋紡錘が緊張している事が多くあります。 人によっては、触れるだけで、さらに緊張が高まってしまう事がありますが、今回は、そういった兆候は見られなかったので、最後に頚椎の調整をする事で、緊張が緩和され柔軟性が回復しました。 …

頑固な肩こりの解消法

姿勢 肘の痛み 肩の痛み 首・肩の痛み

骨格ケアセンターの渡邊英司です。 何年もマッサージ通いしているのに、改善しない肩や首のコリ。諦めている人も多いはずです。 肩こりの主な原因は血行不良。血行不良の原因は、姿勢やストレス、なで肩、いかり肩など様々なものがあります。 また、複合的な要因が絡んでくることも多く、肘や手首の不調が、症状を悪化させる事もあります。 肩こりの原因を絞ると二つに分かれます。 一つ目は筋肉のトラブル。 二つ目は関節が原因のトラブル。 頑固な症状だと、どちらも関係している事があります。また、コリで皮下で酸欠が起きていると、筋膜の滑りが悪くなっている事もあります。 これらは、水分不足が関係しているケースも多くあります。 手技による解消法は、酸欠の起きている皮膚にたわみを付ける。たわみの付け方が分からない時は、僧帽筋周辺の皮膚を全体的につまんで下さい。皮膚にたわみがつくと、皮膚のツッパリ感が一時的にですが解消します。 その状態のうちに、揉んだり、関節を動かすなどをすると効果的です。 また、肩こりの大元は頚椎という事がよくあります。 頚椎の調整は、素人は危険なので、簡単な方法としては、後頭骨下部を親指で横にマッサージすると良いです。いつの間にか歯を食いしばっている人や、腕の力が抜けない人は、胸鎖乳突筋や鎖骨の下を解すと効果的です。 そして、肩には第二肩関節と呼ばれる箇所があります。関節と言っても、本当の関節ではなく、関節の役目をする筋肉です。 それは、肩甲骨周囲なので、肩甲骨はがしを行なうと、肩こりは嘘のように解消します。 …

労働障害

姿勢 腰痛 首・肩の痛み

骨格ケアセンターの渡邊英司です。 社会人になると、職場で長時間に及ぶ、繰り返し動作や、事務仕事などで同じ姿勢をとり続けなければいけない事があります。 例えば、事務仕事の方は、一日中パソコンと向かい合う事も多く、首や肩のこりに悩む人はかなりの数になります。また、重い物を持ち運びするような職種や、美容師みたいに前屈みでシャンプーする仕事をする方だと、腰痛を発症リスクも高まります。 これらは、職業病ともいわれますが、同じ仕事を続けている限りは、ずっと付き合っていかなくてはいけません。しかし、症状が悪化すれば、仕事効率が悪くなるだけでなく、精神的なダメージも蓄積していきます 私自身も、仕事柄、前屈み姿勢で施術をしますから、こういった労働障害は他人ごとではありません。定期的にケアしている人は、しない人より、痛みの強さや頻度は少ないでが、それでもゼロにはならないかも知れません。 それは、日常生活時間に比べて、施術時間は、ほんの僅かしかないからです。 労働障害は、少なくとも定年までは続きますので、少しでも快適に過ごしたい方は、痛みが慢性化する前に、正しい身体の使い方を学び、不調を予防する心掛けが大切です。 …

顎鳴り、顎の痛み(顎関節症)

頭痛 首・肩の痛み

骨格ケアセンターの渡邊英司です。 口を開け閉めするたびに、顎が鳴ったり痛みがある原因には、顎関節症や口腔疾患があります。 顎に痛みが現れると、口の開閉が困難になるため、食事や会話の自由度が妨げられる他、全身に影響する事があります。 顎の痛みの原因でもっとも多いのは顎関節症ですが、顎関節症には、いくつかのタイプがあります。その中で、一番多いのは関節円板障害です。 関節円板障害とは、頭蓋と下顎の結合部にある、関節円板のズレや変形の事です。その次に多いのは、筋肉の緊張です。 これらの原因には、精神的ストレス、歯を食いしばる癖、歯ぎしり、利き顎による筋力左右差などがあり、症状として、顎の痛み、異音、開口障害、首や肩のこり、頭痛などが起こります。 例えば、人には、利き手だけでなく、利き顎があります。 食物を噛む時も噛みやすい側があるはずです。 よく使う側の筋力は、当然強くなるので、筋力左右差が生じてズレや摩耗による変形が起きても不思議ではありません。 一時的なズレなら戻せば良いだけですが、変形したものは調整しても戻りません。 また、原因が捻挫や筋炎などの場合も、患部を動かすと悪化する事があります。 症状の緩和に必要なのは、顎、首、肩に起きている筋緊張を取り除く事です。 そこまでで、緊張の原因が見つかれば良いですが、緊張の原因が他にある事もあります。 その大元となる箇所を見つけるために全身調整が必要なのです。  …

オーダー枕が合わない原因

頭痛 首・肩の痛み 首の痛み

骨格ケアセンターの渡邊英司です。 枕が合わなくて、夜寝付けなかったり、目覚めが悪いなんて事をよく聞きます。 そんな日々が続くと、疲れが取れなくなり、頭が重く感じたりします。 枕をオーダーで作る人もいますが、オーダーしたものが合わないという話もよく聞きます。 高さや幅など、その人に最適な状態で合わせたものが、合わなければ、どうしたら良いかもわからなくなってしまいます。 こういった問題は、枕が悪いのではなく、別の原因があるのです。 頚椎には緩やかなカーブがあり、寝姿勢では身体よりも頭が高くなります。 首と胸椎の間に隙間が空くと、ブリッジになるため首に負担がかかります。 この負担を減らすには、全体的に枕が当たるようにしなければいけません。 また、寝具の硬さも注意が必要です。 枕の高さが最適でも、マットが柔らかければ、身体が沈んでしまうため、合わせた枕が合わなくなってしまいます。 それでも改善しなければ、今度は関節の硬さの問題かも知れません。 首に不調のある人と、何もない人が、枕をオーダーしたとします。首に問題がない人は、より快適な枕が出来上がる事は明白ですが、首に不調のある状態で合わせる枕は快適どころか、悪い状態を維持する枕になってしまいます。 枕をオーダーする時は、頚椎の動きを整えてからた計測した方が、より体に合った枕が出来るのです。 …

手の使い過ぎによる不調

手の痛み 肘の痛み 肩の痛み 首・肩の痛み

骨格ケアセンターの渡邊英司です。 手の使い過ぎによる不調には、腱鞘炎などがありますが、今日はちょっと違った視点でのお話しをします。 大きな力を発揮する時や、痛みを我慢する時に歯を食いしばる事があると思います。 歯を食いしばる力は相当なもので、顎から首にかけての筋肉が緊張して、肩が上がってしまう人もいるくます。 それと似たもので、歯を食いしばるだけでなく拳をぐっと握りしめる人もいると思います。 例えば、自動車の運転中、緊張してハンドルをかたく握りしめたり、鉄棒から落ちない様に硬く握る事もあります。 大工さんのような職種の人だと、毎日ハンマーを握るので、手を使い過ぎてしまいます。 こういった動作を繰り返していると、知らぬ間に力が抜けなくなってしまう事があるのです。 手を強く握る事で何が起こるのかというと、胸椎の動きが悪くなります。 厳密には、手首が回内して、腕の内旋が強くなるため肩が内巻きに入りこんでしまいます。 肩が内巻きに入ると、胸郭が緊張します。 その結果、胸椎の動きが制限されてしまうのです。 胸椎の動きが制限されると、首や肩に不調が起きやすくなります。時々は手もストレッチして下さい。 …

新たな首の歪みが出現(スマホ首)

姿勢 首・肩の痛み 首の痛み 骨格や骨盤の歪み

骨格ケアセンターの渡邊英司です。 ストレートネックというのは聞いた事があると思いますが、今はスマートフォンの普及で、スマホ首が出てきました。 どちらも病名ではなく、通称ですが、ストレートネックとスマホ首を同じと思っている人も少なくありません。 しかし、この二つは頚椎の歪み方が異なります。 ストレートネックは弯曲がなくなる歪みですが、スマホ首は首の弯曲が逆になり、首猫背の状態になるものです。 スマホが出た当初は、十代の若者に急増した症状でしたが、最近は中高年者にも増えています。 背骨には、頚椎、胸椎、腰椎とあります。 その中でも、頚椎は他の椎骨より細く柔軟性があるぶん、弱い部位です。 頭部の重さは、平均6キロあります。 その、頭を乗せて歩くのですから、バランスが保たれていれば、負担は少なくて済みますが、バランスが崩れた状態になれば、支えている筋群に過度な筋緊張が起こります。 その影響は、頚椎の下にある胸椎に連鎖します。 ストレートネックもスマホ首も、頚椎の弾力を失なう事で、症状が強く出るので、改善するには、関節の遊びを回復させる事が重要なのです。 …

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