トレーニングを始めるとどれくらいで体は変化してくるのか? 体をデザインするには、無駄な脂肪を落として筋肉を肥大させることです。どこを減らして、どこを残すかはトレーニング開始前に設定しておくことです。トレーニングを始めると、今迄使われていなかった筋肉が目覚めるため、すぐに筋力が付いた感じになりますが、筋肉が太くなるには数週間ほどかかります。 体のデザインは食事が重要なので、必要な栄養分を摂りつつ、カロリーオーバーしている人は、基礎代謝に合わせてカロリー制限をしていかないと、筋肉がついても脂肪が落ちません。(注:基礎代謝以下にしない) 食事制限とトレーニングが両立できるようになると、無駄な脂肪が落ちて体が引き締まっていき、1カ月目あたりから筋肉が大きくなるため、体形の変化が感じられます。 2カ月継続した頃には、体にメリハリが出てきます。筋肉の成長過程には段階があるので、体重が変わらなくても、見た目の変化が出てきますので、途中で諦めたり焦らないことです。 これからトレーニングを始める人は、1カ月で何キロ減らすとか、何キロのバーベルを持ち上げるといった目標でいいのでゴールを設定しておくだけでも、モチベーションが違ってきます。 …
「パーソナルトレーニング」の記事一覧
休眠中の筋肉を目覚めさせる
運動をしている人が体をフル活用しても70%程の筋肉しか使われていないことが殆どといわれています。これが、運動をしていない人だと、休眠している筋肉が多くなるため、さらに低くなるのです。眠っている筋肉が目覚めるだけで、血液循環が良くなって代謝が上がり痩せやすい体になります。 眠っている筋肉は運動で目覚めさせることが出来ますが、長いこと動かさずにいる筋肉は関節の拘縮を誘発してしまうため、運動だけでは改善が困難になります。筋肉が休眠する理由は主に2つあります。 ①運動不足で筋肉が使われていない。 ②何かしらの原因で関節が固くなっている。 通常、休眠中の筋肉は筋トレなどをすることで目覚めさせることが出来ます。その理由は、筋肉に負荷をかけることで、今迄の筋肉で足りない分を休眠中の筋肉が補うからです。しかし、関節が拘縮していると可動域が狭くなっているため範囲が制限されてしまうのです。この状態で無理な負荷をかけると関節や筋腱を痛めてしまうため、関節の動きを改善した後でトレーニングを始めるのが安全で確実な方法になります。 ※関節へのアプローチはどこでも出来るものではなく、専門的な知識と技術が必要です。トレーニングができない方や、トレーニングをしても改善している感じがない方はない場合はご相談ください。 …
週2回の筋トレでカラダは変わる
筋トレは毎日行わなくても、何歳から始めても効果が得られます。 運動を始めたいと思うだけだと、いつまで経っても始めないで年をとっていくだけです。運動不足解消、健康面の不安解消、痩身、ボディーメイクなど、目的を決めれば、やるべきことが見えてきます。 筋肉を付けるには、どのくらい筋肉を付けたいかで、頻度や強度が違ってくる。そして、超回復というサイクルに合わせることが大切です。普通の目的であれば、毎日、トレーニングをする必要もないし、長い時間する必要もありません。1~2日おきにやるだけでも『カラダは変わる』のです。 しかし、毎日、鍛えたい人もいると思います。その場合は同じ筋肉を鍛えないように、種目を減らしてセット数を増やせば大丈夫です。 次に頻度と回数ですが、同じ部位が毎日できるようだと強度が足りず、逆に疲労が抜けなくてモチベーションが下がるようならオーバートレーニングの可能性があります。 一般的なトレーニングは中2日空けるくらいを目安にしますが、個人差もあるので、わからない場合は筋肉痛がおさまったらやる感じでもいいと思います。 ①超回復とは、トレーニングで疲労した筋肉をトレーニング前よりも回復させた状態で、次のトレーニングが出来るようにすることです。このサイクルを使うと右肩上がりに筋肉が成長していきます。 ②オーバートレーニングはトレーニングでの疲労が抜けきらない状態でトレーニングを続けることで起こります。症状には、カラダが重く感じたり、手足のしびれ、パフォーマンスが低下して慢性疲労の原因にもなります。部活動の学生に多いので気を付けましょう。また、長引くと肉体面だけではなく精神面にも影響が出ることがあります。 次に、週2回を前提にした場合、痩せる目的の人はリバウンドに気を付けましょう。間違った方法で多いのは、早く痩せようとして過度な食事制限をしてしまうことです。急激に体重を落とすと、体の防御反応が起きて、餓死しないように脂肪を残して筋肉を減らしてしまいます。 筋肉が減ると基礎代謝が落ちて、かえって痩せにくい体になってしまいます。ボディーメイクは筋肉で作るので、筋肉を減らすと目標が達成できなくなることを知ってください。 簡単な基礎代謝計算は、現在の体重×30を目安にします。60㌔の人だと1日1800カロリーなので、それよりもプラス200カロリー多い位にして運動をすると痩せることが出来ます。特に運動をしていなかった人は筋肉が増えれば、寝ている時間も脂肪を燃焼させてくれるのでなおさらです。(※正確な基礎代謝は年齢、身長、体重で異なります) 運動にも種類がありますが、大きく分けると有酸素運動か無酸素運動です。有酸素運動はコレステロール値を下げたり、運動中のカロリー消費量が高いので痩せるイメージがありますが、有酸素運動は筋肉が付きにくいため、結果的には無酸素運動の筋トレのが痩せるカラダ作りには適しています。しかし、本格的に痩せたいのであれば、筋トレの後に有酸素運動を取入れるのがベストです。また、体力が付いてきたら、無酸素運動と有酸素運動を融合したヒートトレーニングを取入れると即効性が高くなり、達成感もあるはずです。 当院では、パーソナルトレーニングを行っています。不調で運動のできない人が元気に復活できる機能改善ストレッチとトレーニングがありますので、目的に合わせて出来ますので、興味がありましたら、お気軽にご相談ください。 …