骨を強くする運動

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女性は男性よりも骨がもろくなりやすいという事をご存じですか? 女性は産後の骨粗しょう症、ホルモンの減少などがあります。また、閉経すると骨量が減少して軟骨の減り方は男性の三倍になります。 骨量というのは30代がピークで、40代以降は誰でも減少していきますが、今、問題になっているのは、女性だけでなく、年齢に関係なく起こるといわれる骨粗しょう症です。 それは運動不足が原因と言われてます! この背景には、コロナ渦での自粛などが影響していると考えられますが、期間が長かったせいか、いまだに完全回復には至っていないためです。 今回は、運動不足による骨粗しょう症の予防に役立つ『骨を強くする運動』をお伝えします。 運動といっても難しいものではなく、誰もがやったことのある、ウォーキング、ジョギング、縄跳びなどです。縄跳びがない、あるいはスペースがない場合は、関節に刺激を与えればいいので、その場飛びでも十分です。また、ジムに通っているのであれば筋トレでも大丈夫です。 但し、骨を強くするには、運動だけでは不十分でカルシウムとビタミンDが必要です。ビタミンDは日光を浴びることで皮膚に生成されますが、若い人を中心に日焼けをしたくない人が増えているため、ビタミンD不足になっている人が増えているのです。本来は1日10~20分は日光を浴びたほうがいいのですが、今年の猛暑みたいなのが、今後も続くようになると、屋内運動が主になることも考えられます。 その場合は、日光でビタミンDを摂ることが難しくなるため、サプリを利用するとよいでしょう。 …

有酸素運動と無酸素運動、痩せるのはどちらか?

痩身

筋肉には血液循環を促すポンプ作用がある。収縮状態が悪くなるとポンプ作用が働かなくなり血液循環が滞り代謝も悪化します。 血液循環と代謝を改善するにはストレッチや筋力トレーニングが適しています。ストレッチは関節可動域を広げ、普段使わない筋肉の活性化に繋がります。一人でモチベーションが続かない人はジムに通うのもいいでしょう。 運動には遅筋を使う有酸素運動と、速筋を使う無酸素運動があります。 有酸素運動とはウォーキング、ジョギング、エアロビクスなどがあり、循環機能を高めてコレステロール値を下げる効果があります。また、有酸素運動は運動中の脂肪を燃やす効果は高いため、痩せるイメージがありますが筋肉を増やすことが出来ません。 無酸素運動は筋力トレーニングや瞬発系の運動で、血液循環を促して血管を発達させる効果があります。そして、筋肉量が増えるため寝ている間のエネルギー消費量も増えます。そのため、痩身目的やボディーメイクを目指す人は無酸素運動のが効率がよくなるのです。 …

体の動かさな過ぎも歪みの原因なる

骨格や骨盤の歪み

膝痛、腰痛、眼精疲労、肩こり、手足のしびれ、冷え、ポッコリお腹、便秘、五十肩・・・ 様々な不調全てに共通するのが体の歪みです。誰でも体の歪みから避けて通ることは出来ません。ところが、慢性的な不調持ちの人でも、自分の体の歪み方を知らない人が多いのは何故なのか? 歪みは『見た目でわからない』からです! 体は誰でも歪みます! 体を動かさなくても歪みます!徐々に歪んでいくから気付きにくいだけなのです。歪み方には個人差がありますが、二足歩行の人間のする動作には数多くの共通するものがあります。 例えば、事務仕事の人が長時間パソコン作業をしていると、上半身に対して下半身はあまり動かしません。股関節と膝関節を屈曲した姿勢が続くと、関節が屈曲したまま拘縮してしまいます。拘縮した状態で立ち上がると、完全に伸び切らなくなり腰が反ってしまいます。これが歪みの要因になり、腰痛、股関節痛、膝痛の発症リスクとなります。 また、背中を丸めて作業する人だと顎を突き出した姿勢になるため、胸椎が硬くなって首の負担が増えてしまいます。これだけで、首痛、ポッコリお腹、巻肩のリスクが追加されます。 一方、立ち仕事では、片方の足に体重をかけることが多くなり、体重のかかる側の仙腸関節が硬くなることで、左右のバランスが崩れて、脚長差や仙腸関節障害を発症しやすくなります。仙腸関節障害は女優の米倉涼子さんがなった腰痛なので、知っている人も多いと思いますが、ぎっくり腰の要因にもなります。 座り仕事と立ち仕事では歪む箇所が違ってきますが、どちらかというと事務系の人の不調が多いのです。その理由は、立ち仕事の人は歪みがあっても、動くぶん固まりずらくなり痛みが出にくいのかも知れません。 次に、スポーツ動作で起こる障害をスポーツ障害と言いますが、その多くは使い過ぎです。 例えば、ゴルフではクラブを持つ構えは肩が前に入り前傾姿勢になるため、肩と胸椎に負担がかかります。また、前傾姿勢になると、体を支えるため膝と大腿筋に力が入ります。そして、スイング動作で大腰筋、腸骨筋、大腿筋が使われますが、体幹の筋肉で動かす可動域が狭いため硬くなりやすいのです。 こういった体の使い方では、腕、腰、股関節、膝の障害が発症しやすくなります。スポーツによって体の使い方は異なりますが、一般の方の日常姿勢での歪みとスポーツ動作での歪み方の違いは、動かし過ぎか、動かさな過ぎの違いとも言えるのです。 …

8割の人は骨盤のことを知らない!

骨格や骨盤の歪み

今回は、つい最近、質問されたことにお答えします。 質問の内容は、骨盤は歪まないと聞いたことがあるのですが本当ですか?というものです。 確かに、一昔前までは骨盤は歪まないといわれてました。それは骨盤の仙腸関節は硬くて動かないとされていたからです。しかし、実際には仙腸関節には2~5ミリ程の動きがあることがわかってきました。 但し、7割の整体師は関節に詳しくないので、古い情報からアップデートされてなければ、知らなくても当然です。 骨盤というと、産後の骨盤矯正が思い浮かぶ人が多いと思います。 産後の骨盤矯正の目的は、女性は妊娠中にホルモンが分泌されて靭帯が緩んで、骨盤が歪みやすくなるので整えましょうというものです。 矯正が必要な期間は、ホルモン分泌が止まる迄の約6か月間です。 ※詳しくはホームページの美容・産後矯正に記載しているのでご覧ください。 骨盤の歪みは全身に影響します。産後は特に歪みやすいので注意しなければいけませんが、産後でなくても日常動作で歪んだり男性でも歪みます。 問題は体の土台の『骨盤が歪んで他の骨格が歪まないはずがない』ということです。 歪みは誰にでも起こる機能的な問題です。人が活動している限り例外はありません。例え矯正後でも、時間が経てば歪んでいきます。しかし、矯正には大きなメリットがあります。それは軟骨の片減り予防と、歪みで関節周囲の筋腱、靭帯にダメージが出ないようにするためなのです。 もちろん、ケアをするかしないは自由です。 …

秋脱水で増える首や腰の痛み

筋肉・筋膜 腰痛 首・肩の痛み

10月も後半になって、やっと涼しくなってきた感じですね。このまま、いきなり寒くならなければいいいのですが。 ところで、首や腰の痛みや張り、足が攣るとかありませんか? 実は、先週あたりから、急性痛での駆け込みが増えていて、その大半は脱水と思える筋肉の硬さや可動域の狭さを感じています。いつもだと、脱水になりやすいのは、夏と冬なので、まだ先と思っていましたが、今年は異常な暑さで、電解質バランスの崩れている人が増えている気がします。 電解質バランスが崩れているところに、気温が下がり水分を摂らなくなれば、脱水のままってことになります。 また、普段から水を飲んでいる人も注意が必要で、電解質が減っている事に気付かないで、水を飲んでも、体液が薄まるだけなのです。 脱水は熱中症だけではなく、腎機能を低下させたり、血管にもよくありません。身近なところでは、筋収縮の悪化で、筋肉から疼痛物質が出したり痺れの要因になります。また、関節を詰まらせてしまうことで神経の圧迫も起こりやすくなるのです。 ここ数日で、ぎっくり腰、寝違え他、肩甲骨周辺の痛みなどでの駆け込みが増えているのも、脱水の影響が大きいと感じています。 電解質バランスが崩れると、異常な肩こりや足が攣るなどの予兆が出ることがあります。 予兆を感じた時は、応急処置として経口補水液を飲んでストレッチをしてみましょう。但し、無理矢理伸ばすストレッチは筋膜を傷つけることがありますので、気持ちいい程度で構いません。そして、上手く出来ない時は、他動的な施術で可動域を改善しましょう。     …

梅雨の体調不良

自律神経 関節痛 頭痛 首・肩の痛み

関東地方も梅雨入りしました。低気圧が続くと、湿気で体の余分な水分が溜まりやすくなり、体調を崩す人が増えます。 この時期の不調は低気圧による自律神経の乱れが関係しています。 自律神経が乱れる原因は様々です。性格的なものもあれば、不規則な生活習慣もあります。また、更年期や人間関係などの悩みや不安なども影響します。 自律神経はストレスに弱い他、低気圧の接近でも乱れる原因になるのです。 では、どういった状態になると乱れてしまうのでしょうか? 自律神経は交感神経と副交感神経があります。交感神経は活動時に働く神経で、副交感神経は休息時に働く神経です。この相反する神経は、互いにバランスを取り合うことで健康を維持していますが、どちらかが優位になることで乱れてしまいます。 交感神経が優位になると、体は緊張した状態が続いてしまうため、疲労が回復しにくくなります。梅雨の長雨で湿度が高くなると、汗や尿の出が悪くなるため、体内には余分な水分や老廃物が溜まりやすくなります。そして、むくみ、頭痛、肩こりなどが出たり、リラックスできない事で睡眠不足になり、免疫力低下に繋がることもあります。 一方、副交感神経が優位になると、体はリラックスして眠気が出ます。しかし、リラックスが過剰になると怠さで活動意欲が低下して、血液循環が悪化していき、首肩こり、冷え性、むくみ、頭重、頭痛、関節痛などが出やすくなるのです。 梅雨は始まったばかりです。不調の出やすい方は、夏まで引きづってしまうと、そのまま夏バテしてしまうこともありますので、まずは出来ることだけでも初めて梅雨の不調を乗り切りましょう。 ①毎朝、同じ時間に起きる。②リラックスする時間を作る。③栄養バランスのいい食事をとる。④ストレッチなどで血流を促す。 以上、あたり前なことばかりですが、簡単なものほど続けるのは簡単ではありません。しかし、辛い不調で一夏を無駄に過ごすのであれば面倒と思わず行いましょう。また、血流改善や関節痛、神経痛などが出ている人は、お早めにケアもして下さい。 …

五十肩で手があがらない原因

肩の痛み

中年期に発症する肩の痛み。特に夜間に痛みが強くなる場合は、もしかすると五十肩かも知れません。 原因の多くは、肩関節周囲の軟骨、靱帯、腱などの老化による炎症で、正式には肩関節周囲炎といいます。 四十肩や五十肩は通称なのでどちらも同じですが、これらは、発症してから完治までに、早くても3ヶ月、平均すると1年はかかります。中には2年以上かかる人もいますが、1年以上治らない場合は、よく似た症状で腱板損傷や石炭沈着性腱板炎があるので、MRI検査などで調べるといいでしょう。 また、五十肩が治ったと思っている人の半数の人に、腕が上がらなくなっている人がいます。中には、それに気付かない人もいます。それは日常生活で腕を真上に挙上する事がないからなのですが、実際にはそれも後遺症の1つなのです。 肩の可動域は、肩関節が地面から120度しか上がらず、肩甲骨が60度ほどの動きを助けて、真上の180度まで上がります。中には、実際には上がっていないのに、腰を反らして真上まで上がっていると勘違いしている人もいますが、それが腰痛の原因になっていることもあるので注意が必要です。 肩甲骨と肋骨は隣どうしにあり、肋骨上部の胸椎が硬くなり、肋骨の間隔が狭くなってしまうため腕が上がらなくなる他、息苦しさや肋間神経痛の原因にもなるのです。改善には、肋骨と肋骨の間の肋間筋を緩めて神経の働きを促すことが重要となります。 軽度なら、ミゾオチに指を当て、その上(胸椎)の、左右側屈、前後屈、左右回旋のストレッチをすることで、改善が期待できますのでお試し下さい。 …

不調の原因は関節の弾力不足

姿勢 関節痛 骨格や骨盤の歪み

不調の多くは関節の弾力不足が原因です! 正常な関節には、1ミリ以下の僅かな遊びがあります。しかし、この遊びを常に正常に保つ事は簡単ではありません。 例えば、脱水などが起こると、関節内の水分が不足したり、不良姿勢で体が歪んでしまうと、捻じれで、関節が詰まってしまいます。 関節の詰まりは、初期症状であれば、ストレッチなどで回復することもありますが、長い時間が経つと、関節が拘縮してしまい、関節に栄養を運ぶ滑液が浸透しにくくなってしまいます。 関節内の滑液が枯渇してしまうと自然回復は期待できなくなります。また、関節は連動して動くため、歪みも連鎖して行き、他の関節まで正常ではなくなってしまいます。 軽度の痛みや違和感であっても、症状の感じ方は個人差があるため、痛みがないから、詰まりも歪みもないとは言えません。普段、体が硬いと感じている方は、柔軟性のある方より拘縮が起きている確率は高いものですが、柔軟性のある方の場合は、仮に拘縮がないとしても、筋力低下などで骨格を支える支持性が低下して、関節がズレやすかったり、関節周囲の筋腱にダメージが起こりやすくなります。 根本改善するには、今の体の状態を知ることです。しして、一気に直すのではなく、一つ一つ出来ることから始めていきましょう。 …

低気圧不調

自律神経 頭痛 首・肩の痛み

6月といえば、そろそろ梅雨入りに入るため雨の日が多くなります。夏も近いため気温が上昇して湿度も高くなるため、頭痛や怠さを感じる人もいるでしょう。 それ以外にも、首肩こりや、それに伴い、めまいなどを起こす人もいるでしょう。 雨降りの日は気分的にも憂鬱になりやすく、メンタル面での不調も起こりやすくなります。 これらの原因の多くは低気圧による自律神経の乱れです。 自律神経は気圧の変化に影響されやすく、低気圧で副交感神経が優位になりやすくなります。副交感神経は休息時に働く神経なので、梅雨で低気圧が続くと、体が休息状態になるため、怠く感じたり、やる気が出なくなるのです。また、気温変化に追いつかなくなると、体の残る余分な水分が排出されにくくなるため、体内に必要以上の水分が溜まり、むくんだり、頭痛や下痢などが起こりやすくなります。もちろん、これを水分の取り過ぎと勘違いしてはいけないのですが・・・ これらの予防には、規則正しい生活をして、自律神経を安定させることが重要です。 晴れた日は日光に当たる他、部屋には日差しを取り込むことことも大切です。雨が続くと外出も減り、それに合わせて運動量も減っていくので、水分代謝の悪化を招く恐れがあります。天気や気圧の変化による不調の出やすい人は、水分代謝を高める生活を意識しましょう。 水分代謝を高めるには、起床時にコップ一杯の水を飲んだり、食物繊維の多いものをとる。運動では第二の心臓といわれる、ふくらはぎの筋収縮状態を改善してポンプ作用を促すように、階段につま先を乗せて上下に上げ下げして、アキレス腱を伸ばすと、水分の循環が良くなりますので、お試し下さい。 …

梨状筋症候群(坐骨神経痛)

手足の痺れ 腰痛

梨状筋症候群とは仙骨と股関節に繋がる梨状筋という筋肉が硬くなったり、緊張することで坐骨神経を圧迫してしまうことです。主な症状には坐骨神経痛があります。 坐骨神経は人体で最大の太さの神経で腰から足先まで伸びています。梨状筋の硬くなる原因には運動での疲労や外傷によるものと、座り過ぎなどがあり、症状は腰椎椎間板ヘルニアと似ていたますが、ヘルニアの場合は腰痛を伴いますが、腰痛がなくて痛みや痺れが出た場合は梨状筋症候群が考えられます。 図のように梨状筋は仙骨と股関節に繋がっているため、股関節を内旋させると伸ばされて坐骨神経が圧迫され、外旋させると梨状筋が緩んで痛みが緩和します。また、座っていると悪化して、歩いていると楽になるのも梨状筋症候群の特徴の一つです。 硬くなった梨状筋にはストレッチも有効な運動ですが、深い位置にあるインナーマッスルをストレッチさせるのは簡単ではありません。また、梨状筋以外の大腿筋や腸腰筋も硬くなっていることが多いので、それらも同時にストレッチしなければいけません。 坐骨神経痛を発症すると、軽度の症状であれば、比較的、短期間での改善が見込めますが、長く放置してしまうと下肢の麻痺が起きたり、改善迄の時間も、それだけ長びいてしまいます。 当院での施術実績では坐骨神経痛が改善する迄の期間は、平均で1ヵ月です。もちろん、症状の度合いや施術の頻度も関係しますので、坐骨神経痛でお悩みの方は早めにご相談下さい。 …

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