運動不足と姿勢:自粛生活が招く体の不調と対策
長い自粛生活の影響で、運動不足を感じている方は多いのではないでしょうか。
人は動かないことに慣れてしまうと、さらに動きたくなくなるものですが、いつまでも運動から遠ざかっていると、骨格を支える筋力が低下し、良い姿勢を維持することが難しくなります。
背骨はS字カーブを描いていて、これが衝撃吸収の役割も果たしています。しかし、背中を丸めた猫背の姿勢は、お腹周りの筋肉が使われなくなるため、内臓が下がりやすく、脂肪が蓄積しやすくなります。さらに、血行不良や代謝の低下を招くだけでなく、腰痛の原因にもなります。
ジムなどで筋力トレーニングを始める際も、姿勢が悪いままだと、鍛えたい部分に筋肉がつきにくかったり、トレーニングフォームがズレて故障の原因になることがあります。効果的に、そして安全に体を鍛えるためにも、正しい姿勢を意識することが非常に重要です。