骨格ケアセンターの渡邊英司です。 近年の研究データで、ストレッチングをすると筋力の発揮を低下させてしまうという結果がでています。一昔前なら、運動前の準備運動でストレッチングするのが当たり前でしたが、この結果が出た事で、ストレッチングをしなくなった人も多いようです。 しかし、このデータは、ストレッチングをしなくてよいという意味ではありません。 人の体は姿勢を保つだけで筋力が必要です。僅かな緊張でも長く続けば、徐々に筋緊張が高まり、身体は硬くなります。 硬い体のまま運動をすれば、関節可動域が狭くてスムーズな動きは出来ません。また、急にダイナミックな動きをすれば怪我のリスクも高まります。 そういった事を防ぐ意味でもストレッチングは必要なのです。 ストレッチングには『静的』なものと『動的』なものがあり、目的に応じて使い分ける必要があるのです。 ●静的ストレッチング スタティックストレッチング 主にクールダウンで使われる方法で、柔軟性の向上や、筋肉にたまった老廃物を排出する効果があります。ゆっくりと数秒間伸ばしたまま静止するストレッチで、安全面でも怪我のリスクは少ないですが、体を温めてからやれば、より安全で効果が出やすくなります。しかし、このストレッチを競技前に入念にやると、筋が弛緩し過ぎてパフォーマンスが低下する事がありますから、筋力を必要とするパワー系競技をする人は注意が必要です。 これによく似たストレッチングで、第三者の補助を受けて、より関節可動域を広げるパッシブストレッチング(他動的ストレッチング)というのがありますが、筋にかかる力が大きくなる分、危険性も高まるので、補助者の加減で効果に差が出ます。 ●動的ストレッチング ウオームアップを10分ほど行うと、関節可動域が広がり、筋力を低下させずに、筋力発揮速度が上がる事がわかっています。(※Rosenbaumら、1995)。 これは、筋活動とストレッチを合わせる事で、筋の循環や筋温が上昇する事が関連していると考えられています。 バリスティック・ストレッチング 主にウォームアップで使われるストレッチですが、反動や、素早い振りの勢いを利用して関節可動域を広げるので、近年では危険性の高いストレッチングとされています。その理由としては、筋が伸びた状態で適応させる時間がないまま、伸長反射を繰り返すと筋硬直が起きる可能性があるからです。 ダイナミック・ストレッチ 主にウォームアップで使われるストレッチですが、バリスティックストレッチと見た目は似ていますが、バリスティックが強引なのに対して、ダイナミックは関節可動域を無理に超えさせないという違いがあります。 これ以外にも、アイソメトリックストレッチングやPNFストレッチングがあり、当院ではPNFを応用していますが、実際にはPNFとは似て否なるものです。 ●PNFストレッチング PNFストレッチングの正式名称は固有受容性神経筋側通法といって、リハビリの目的で開発されました。ストレッチしたい部位の伸長と収縮をかねた高度なストレッチで柔軟性と筋力UPを同時にかなえる効果があり、アスリートやファッションモデルにも人気のあるストレッチングです。 このように、ストレッチングで得られる効果は、柔軟性に限られているわけではありません。 関節可動域が狭ければ、怪我の原因にもなりますが、広いから怪我をしない事にもなりません。 関節を支える靭帯や筋が緩ければ、怪我の原因になるし、慢性障害にもなりやすいのです。 ストレッチングがパフォーマンスに影響するのは間違いないですが、筋の柔軟性だけで関節可動域が広がるのではありません。 関節に拘縮が起きていれば、動きが連動しないため、ストレッチ効果が引き出せなくなるのです。 当院の施術を受けた方ならわかりますが、ストレッチをしたわけではないのに、柔軟性に変化が出たはずです。 これは、関節をまたぐ筋肉の拘縮が取除かれたためです。このように拘縮を取り除いた後でのストレッチが、より確実に柔軟性を高める事が出来るのです。 …
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パーソナルトレーニング
不調で運動するのが怖い、運動が苦手 という方の不安を解消するコースを揃えました。 不調の再発が怖くてやりたいことが出来なかった 人が前向きになれるお手伝いします。 機能改善ストレッチ 歪みを整えながら筋腱を伸ばす ストレッチには柔軟性を高めたり、運動中の怪我や疲労を回復させる効果があります。ストレッチのやり方も数多くありますが、人の体は筋力左右差で歪んでしまうため、筋肉の硬さも部位で異なります。体が歪むと筋肉や靭帯にもズレや捻じれが生じてしまうため、無理に伸ばすのは危険です。機能改善ストレッチの特徴は骨格の歪みを整えながら行うため、筋腱や靭帯に負担をかけずに行えます。 運動が初めての人や、しばらく運動から遠ざかっている人は、筋肉の収縮機能も低下していますので、いきなりトレーニングを始めるのではなく、機能改善ストレッチから始めることをお勧めします! 機能改善ストレッチ(40分)/¥6,000 ※10回券¥60,000/全11回1回分お得!(6か月有効) 機能改善トレーニング 不得意方向の筋肉に刺激を与える 筋力トレーニングは偏った動作での運動がないため筋力左右差を改善する効果があります。しかし、トレーニングの仕方によっては関節可動域を狭くしてしまいます。機能回復トレーニングは筋肉のアンバランスを整えるトレーニングとなるため、不調で運動の出来ない人や、筋力差を改善したい人向けのプログラムです。トレーニングには分割法と全身法があります。分割法は部位で鍛える日が分かれるので、週に3回程の頻度で通う必要があります。一方、全身法は一回で全身を鍛えるので機能回復を目的とする場合は成長スピードの速い全身法をお勧めします。 パーソナルトレーニング(40分)/¥6,000 ※10回券¥60,000/全11回1回分お得!(6か月有効) 機能改善ストレッチ&トレーニングのメリット 1.姿勢改善 通常のストレッチは筋肉の捻じれの有無に関係なく筋肉を伸ばしていくため、筋腱に負担がかかり伸ばせる範囲も狭くなります。 機能改善ストレッチは筋力左右差で生じている関節や筋肉の捻じれを戻しながら行うので、筋の負担が少なく合理的に伸ばすことが出来ます。 2.筋力低下の改善 ストレッチには筋肉に溜まった乳酸の排出を促して疲労を回復させる効果や血流を改善して筋肉に栄養を運んで運動時の筋成長を高める効果があります。また、普段使われない箇所まで筋を収縮させることで、代謝機能、柔軟性向上、筋出力向上、老廃物の排出効果が期待できます。 3.再発予防 痛みの再発が不安でスポーツからリタイヤする人は少なくありませんが、その多くは間違った体の使い方によるものが大半です。体の使い方は筋肉の癖に現れるので、パーソナルトレーニングを始める前に、整体で歪みの検査が必要になります。 【こんな方におすすめ】 ●スポーツの復帰・体型維持・運動不足解消・体重管理が不要な方! ●不調の出にくい体になりたい方! ●ストレス発散にキックボクササイズも出来ます。 スロートレーニング スロートレーニングは器具を使わずに自重で筋肥大をさせていきます。筋肉は寝ている時間も脂肪を燃焼する効果があるので、速筋の発達を重視したトレーニングを行います。負荷のかけ方は不調の状態や年齢で個人差が大きいので、お体に無理がかからないように5回~30回を目標ににトレーニングしていきます。 ダンベルトレーニング 自重に慣れてきた人はダンベルやバーベルを取入れて、より筋肉に刺激を与えていきます。近年では高重量のウエイトを使ったトレーニングでの事故が問題視されていますので、怪我をしない重さで始めていきます。機能改善トレーニングは本格的にコンテストを目指す方向けのトレーニングではありませんので、ヘビーウエイトを使うハードなトレーニングを希望される方は専門のトレーニングジムをお勧め致します。 ご予約・ご相談 機能改善パーソナルはネット予約が出来ませんのでお電話かLINEでお問合せ下さい。 尚、施術中はお電話でのご相談に応じられないことがございますのでLINEトークをご利用ください。 ご予約専用ダイヤル :0439-55-7040 LINEクーポン配信中!…