本当の原因は、皮膚・関節・筋膜の複合トラブルだった！
マッサージ通いがクセになってないか？
それ、根本的には良くなっていないサインだ。
「慢性的な肩こり」――それは現代人にとっての“宿命”とすら言われる悩み。でも、何年もマッサージに通っているのに改善しないのはなぜだろう？ その答えは「血行不良」だけにとどまらない。姿勢のクセ、ストレス、なで肩やいかり肩。さらには、肘や手首の不調が肩こりの悪化に拍車をかけていることもある。
肩こりの正体は、筋肉か？関節か？
カラダの奥で起きている「二重構造のトラブル」に迫る。
肩こりの原因は、大きく2つに分けられる。
ひとつは筋肉のトラブル。もうひとつは関節に起因する問題。
頑固なコリになってくると、この両方が関係しているケースも多い。
さらに、肩まわりの筋膜が酸欠を起こして滑走性が悪化していることも。原因は「水分不足」や「長時間の同姿勢」など。皮膚の下で“癒着”が起きていると考えればわかりやすい。
自分でできる！ 皮膚の「たわみ」マジック
奥深くから肩こりを緩めるプロのコツ。
たわみをつけるには、まず僧帽筋まわりの皮膚をつまむのがポイント。皮膚がふんわり緩む感覚があればOK。そのあとに軽く揉んだり、関節を動かしたりすると、筋肉の反応が一気に変わる。
また、見逃せないのが頚椎だ。ここは専門家の領域だが、セルフケアなら後頭部の下側を親指でゆっくりマッサージするだけでも十分に変化が出る。
肩こりの“ラスボス”は肩甲骨だった！？
第二肩関節を攻略せよ！
「第二肩関節」――それは肩甲骨まわりにある筋肉たちのこと。実際には関節ではないが、肩の動きの要となるエリアだ。
この部分がガチガチだと、どれだけ揉んでも改善はしない。そこで登場するのが「肩甲骨はがし」。肩甲骨が自由に動くようになると、肩こりが嘘のように軽くなるはずだ。
まとめ：その肩こり、「深層」から見直そう。
表面的なケアは卒業し、関節と筋膜にフォーカスせよ。
コメント