「姿勢」の記事一覧(7 / 7ページ目)

猫背と円背の違い

姿勢 腰痛 首の痛み

骨格ケアせんアーの渡邊英司です。 楽な姿勢だからと背中を丸めたままにしていると、気づかない間には猫背になってしまいます。 猫背の姿勢を続けると、脊柱起立筋が伸びて、肩が内側に巻き込んでしまいます。 肩が巻き込むと、鎖骨や周辺組織の動きが悪くなるため、大胸筋や僧帽筋が硬くなります。 そこで起こり得る症状は、後屈動作が制限されてしまうために、首や腰を反らした時の痛みや、上腕部の痛みが出る事もあります。 首や腰を反らすと痛みが現れる疾患の1つに、脊柱管狭窄症がありますが、その大半の人が、肩が内巻きに入り込んでいます。 脊柱管狭窄症も、いきなり発症するのではなく、猫背が発症の原因になる事もあるのです。 例えば、首を左右に回旋して下さい。 右に向きづらければ左の鎖骨が下がっている事が考えられます。 鎖骨をそのままに首を動かしていれば、痛みの出る方向には過度な負担がかかり続ける事になるのです。 肩の巻き込みを修正するには、大胸筋群のストレッチや鎖骨、上腕関節のモビライゼーションだけでなく、脊椎の動きを正常にしたうえで、起立筋群の筋力低下を改善しなければいけません。 これらは一朝一夕で出来る事ではないため、年齢を重ねるほどに困難になります。 また、背中が丸くなるものでも、高齢者に多い円背があります。 呼び名の違いだけで、同じものとして扱われる事もありますが、背筋を伸ばして伸びるものは猫背。 骨粗しょう症などの圧迫骨折で変形を伴っているものが円背です。 これらは、同じようには改善しません。 円背には変形が伴っているからです。 しかし、痛みを緩和する目的であれば、弾力不足を解消すれば楽になるのです。 …

身体の傾きが不調の原因だった

姿勢 骨格や骨盤の歪み

骨格ケアセンターの渡邊英司です。 家が三度傾いてしまうと、人は住めなくなります。 家が傾いて、床が歪むと平衡感覚が狂ってしまうため、三半規管の弱い人だと、気分が悪くなったり、めまいや原因不明の健康被害が現れます。 建物であれば、そこから離れれば問題ないかも知れませんが、身体そのものが傾いてしまうと、どこにでも不調がついてきます。 身体が傾く原因は、関節の引っかかりや歪みです! 人は重力に対して、バランスを保持しようとします。 もしも、足部が歪んでいたら、その上に位置する部分でバランスをとろうとします。 例えば、側屈動作した時に、腰椎に引っ掛かりが起きて、元に戻らないとします。 そうすると、腰椎はそのままで、その上が起き上がろうとします。 そして、さらにバランスをとろうとして、あらゆる箇所に傾きが出ます。 この負担が、過度な筋緊張や神経の圧迫等に繋がるわけです。 建物でいう住んでいられない状態になる前に、歪みは定期的にリセットするべきなのです。 …

新たな首の歪みが出現(スマホ首)

姿勢 肩こり・首こり 首の痛み 骨格や骨盤の歪み

骨格ケアセンターの渡邊英司です。 ストレートネックというのは聞いた事があると思いますが、今はスマートフォンの普及で、スマホ首が出てきました。 どちらも病名ではなく、通称ですが、ストレートネックとスマホ首を同じと思っている人も少なくありません。 しかし、この二つは頚椎の歪み方が異なります。 ストレートネックは弯曲がなくなる歪みですが、スマホ首は首の弯曲が逆になり、首猫背の状態になるものです。 スマホが出た当初は、十代の若者に急増した症状でしたが、最近は中高年者にも増えています。 背骨には、頚椎、胸椎、腰椎とあります。 その中でも、頚椎は他の椎骨より細く柔軟性があるぶん、弱い部位です。 頭部の重さは、平均6キロあります。 その、頭を乗せて歩くのですから、バランスが保たれていれば、負担は少なくて済みますが、バランスが崩れた状態になれば、支えている筋群に過度な筋緊張が起こります。 その影響は、頚椎の下にある胸椎に連鎖します。 ストレートネックもスマホ首も、頚椎の弾力を失なう事で、症状が強く出るので、改善するには、関節の遊びを回復させる事が重要なのです。 …

筋肉疲労による腰痛

スポーツ障害 姿勢 実際の症例 腰痛

骨格ケアセンターの渡邊英司です。 上半身を支えている腰には、常に負担がかかり続けます。 とくに、同じ動作を繰り返したり、前屈みでの職業やスポーツをする方だと、腰にかかる負担はそれ以上なので、疲労性の腰痛が起きやすくなります。 筋肉疲労が原因となる腰痛は、筋肉の張りや重怠くなる他、筋肉に炎症が起きる事もあります。 こういった腰痛はレントゲンで異常が確認できないため、ビタミン剤、痛み止め、湿布などで処置する事が殆どですが、疲労性腰痛の多くは、姿勢が関係しているので、普段の姿勢に気を付ける事が大切です。 職業的な事が関係しているのであれば、机や椅子の高さを調節したり、スポーツ動作であればフォームを改善して、使う部位への意識改革が必要になります。 また、スポーツであれば、フォームが間違っているケースも少なくありません。 どんな職種やスポーツも、五体を動かす上で、体の構造上の動きは同じです。 構造上の動きに逆らった動きをしていれば負担がかかる事は明白なのです。 動きを変え、物の配置や高さを変えるだけで、負担は最小限に抑えられるのです。 …

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