骨格ケアセンターの渡邊英司です。 何年もマッサージ通いしているのに、改善しない肩や首のコリ。諦めている人も多いはずです。 肩こりの主な原因は血行不良。血行不良の原因は、姿勢やストレス、なで肩、いかり肩など様々なものがあります。 また、複合的な要因が絡んでくることも多く、肘や手首の不調が、症状を悪化させる事もあります。 肩こりの原因を絞ると二つに分かれます。 一つ目は筋肉のトラブル。 二つ目は関節が原因のトラブル。 頑固な症状だと、どちらも関係している事があります。また、コリで皮下で酸欠が起きていると、筋膜の滑りが悪くなっている事もあります。 これらは、水分不足が関係しているケースも多くあります。 手技による解消法は、酸欠の起きている皮膚にたわみを付ける。たわみの付け方が分からない時は、僧帽筋周辺の皮膚を全体的につまんで下さい。皮膚にたわみがつくと、皮膚のツッパリ感が一時的にですが解消します。 その状態のうちに、揉んだり、関節を動かすなどをすると効果的です。 また、肩こりの大元は頚椎という事がよくあります。 頚椎の調整は、素人は危険なので、簡単な方法としては、後頭骨下部を親指で横にマッサージすると良いです。いつの間にか歯を食いしばっている人や、腕の力が抜けない人は、胸鎖乳突筋や鎖骨の下を解すと効果的です。 そして、肩には第二肩関節と呼ばれる箇所があります。関節と言っても、本当の関節ではなく、関節の役目をする筋肉です。 それは、肩甲骨周囲なので、肩甲骨はがしを行なうと、肩こりは嘘のように解消します。 …
小さな変化の積み重ねが大きな変化になる
骨格ケアセンターの渡邊英司です。 最初に、この動画を見て下さい。私の大好きな動画です。 この動画では、姿勢や動作と心の結びつきを話しています。ある姿勢を毎日、2分間するだけで、自信がつき、周囲の人の評価が変わり、人生そのもが変わってくる事を話されています。 自信がなければフリをしる。フリが本物になるまで。 これは、体の不調も同じです。 不調が改善しにくい人に共通する事も、良くなるという自信をなくしてしまい、治ればよいと、半分は諦めの気持ちがあります。施術で変化が出ても、自宅でやるべきエクササイズもやらずに、やってはいけない姿勢をしている。 そのため、一進一退を繰り返す習慣がついてしまうのです。 自信のない人がとる姿勢と、不調に悩む人の姿勢は同じです。施術で少しでも変化が出ていれば継続。 小さな変化の積み重ねが、大きな変化に変わるまで! …
あなたは歪んでいませんか?
骨格ケアセンターの渡邊英司です。 ふだんの、何気ない姿勢や動作は、知らないうちに、あなたの身体を歪ませています。 身体の歪みは、あなたのクセです。 長年の頑固なクセを改善するには、時間がかかりますので、そうなる前に整えましょう。 歪み度チェック ・写真を撮ると顔が斜めを向いている ・首が傾いている ・左右の肩の高さが違う ・左右の骨盤の高さが違う ・左右のバストの高さが違う ・左右のお尻の垂れ方が違う ・両手を上にあげると長さが違う ・左右の脚の長さが違う ・両膝を抱えると膝の高さが違う ・仰向けに寝た時の足の開き方が違う ・脚組をすると、やりやすい方とやりにくい方がある ・腕組みが、やりやすい方とやりにくい方がある 歪みを作る姿勢 ・草むしりをよくする ・スマートホンを見てばかりいる ・横座りをする ・女の子座りをする(ペシャンコ座り) ・イスに浅く座る ・ショルダーバッグを同じ側に下げている ・アームレストに寄りかかって運転する ・横を向いてテレビを見る ・寝転んでテレビを見る ・横向きやうつ伏せで寝る ・背中を丸めている ・うつ伏せで本を読む ・食べ物を噛むのは片側だけ 身体の歪みは、見た目だけでなく、様々な症状となって現れます。例えば、雑巾絞りをイメージして下さい。 身体が歪むと、関節は雑巾のように捻じれて詰まってしまいます。関節の詰まりは、滑液循環を悪くするため、関節軟骨への栄養供給が妨げられます。栄養の行き渡らない関節は老化を早め、滑りを悪くするために、関節や周辺組織の負担になるのです。 痛くなったら、整えるでは、間に合わない事もあるのです。 …
労働障害
骨格ケアセンターの渡邊英司です。 社会人になると、職場で長時間に及ぶ、繰り返し動作や、事務仕事などで同じ姿勢をとり続けなければいけない事があります。 例えば、事務仕事の方は、一日中パソコンと向かい合う事も多く、首や肩のこりに悩む人はかなりの数になります。また、重い物を持ち運びするような職種や、美容師みたいに前屈みでシャンプーする仕事をする方だと、腰痛を発症リスクも高まります。 これらは、職業病ともいわれますが、同じ仕事を続けている限りは、ずっと付き合っていかなくてはいけません。しかし、症状が悪化すれば、仕事効率が悪くなるだけでなく、精神的なダメージも蓄積していきます 私自身も、仕事柄、前屈み姿勢で施術をしますから、こういった労働障害は他人ごとではありません。定期的にケアしている人は、しない人より、痛みの強さや頻度は少ないでが、それでもゼロにはならないかも知れません。 それは、日常生活時間に比べて、施術時間は、ほんの僅かしかないからです。 労働障害は、少なくとも定年までは続きますので、少しでも快適に過ごしたい方は、痛みが慢性化する前に、正しい身体の使い方を学び、不調を予防する心掛けが大切です。 …
痛みと脳の関係
骨格ケアセンターの渡邊英司です。 今日は、痛みと脳が密接に関係しているお話です。 痛みと長年付き合っている人は、そこだけに意識が向くようになります。 見方を換えると、そこに意識が向いているために、改善しにくいとも言えるのです。 例えば、神経が過敏に反応してしまうと動く事が不安になります。 身体は動かさなければ硬くなる。 動かさない箇所は筋力低下や柔軟性を失なう。 こういった悪循環に陥るわけです。 負のループを断ち切るには、逆の手順で脳に伝達する事です。 患者さんに不安を与えない。 痛みを与えない様に徐々に関節可動域を広げる。 ちょっと動いて痛かったものが、ここまで動かせるようになったという喜びを与えるのです。 その積み重ねで、小さな変化が、やがては大きな変化になるのです。 …
意識しているうちは改善しない
骨格ケアセンターの渡邊英司です。 長年の不調に苦しめられている人は、一日でも早く、元通りの体に戻したいと願いますが、焦りは逆効果になります。 例えば、硬い体を、早く柔らかくしようとして、強引なストレッチをする人がいますが、限界を超えるストレッチは、かえって、身体を固くしてしまいます。 一人で行うストレッチを自動運動とした場合、人に補助してもらうストレッチは他動運動になります。 補助の人が強く押せば、一時的に可動域は広がりますが、限界を超えるまで押すと、伸長反射で筋が収縮して、ストレッチ前よりも硬くなってしまいます。 慢性症状を改善する過程においても、一日で大きな変化が現れると、普段使われていなかった箇所が刺激されるので、筋肉痛のような痛みが出る事があります。 これは、揉み返しではありませんが、筋肉痛をあまり経験した事のない人は驚かれるかも知れません。 こういった好転反応が出た時は水を飲むと緩和される事が確認できています。 好転反応は、筋肉量の少ない高齢者や、運動をしない女性に多いのですが、人数的には30人に1人いるかいないかといった所です。 施術での変化の出方は、最初に比較的大きな変化があり、徐々に変化が少なくなって、いつの間にか気にならなくなって改善します。 また、僅かな変化しかなかったのに、いつの間にか痛みが消えたというケースもあります。 どちらにしても、回復期後半は、いつの間にか気にならなくなるという事です。 それには、間隔を空けずに、適度な刺激を、与え続ける事が重要です。 人は忘れるように出来ています。 良くなる過程においては、痛みを忘れていく事が正常で、痛みを意識しているうちは改善していない事になるのです。 …
カラダのコップ
骨格ケアセンターの渡邊英司です。 今日は偶然見た動画に感銘したと同時に考えさせられましたので紹介します。 参照元:イミシン Facebook 動画に流れる文章を読んだので全文は覚えていません。 ある精神科医がストレス管理の仕方をコップの水に例えたスピーチです。彼女は水の入ったコップを手に持ち歩き始めました。 受講者の誰もが「もう半分しかない」「まだ半分ある」の質問を予想しました。 ところが、このコップはどのくらいの重さだと思いますか?と尋ねたのです。 さまざまな答えが飛び交いました。 重さは重要ではありません。 水の入ったコップをどれくらい持つかによって重さが変わってきます。 例えば、1分持っていても問題ありませんが、1時間持っていたなら腕が痛くなるでしょう。 1日持ち続けたら、腕が痺れて感覚も麻痺してきます。 コップの重さは変わりませんが、長く持てば持つほど、重く感じていくのです。 ストレスや心配事も、このコップの水に似ています。 抱えているのが少しの間であれば何も起こりません。 もう少し長い間抱えていると、そのことに痛みを感じてきます。 四六時中抱えていれば、やがて人は無力感に襲われ、何もやる気が起こらなくなります。コップを下に置くのを忘れないでください。 身体が受けるストレスも全く同じです。 身体が歪んで姿勢が崩れてしまうと、過度な筋緊張が起こり、痛みや違和感に繋がります。 長期に負担が蓄積すれば、それが慢性になり、頭から離れなくなり、痛みに敏感になり心にも影響してしまいます。 身体のコップも下に置いて下さい。 …
あなたの関節が危ない!
骨格ケアセンターの渡邊英司です。 痛みの感じ方には個人差があります。 痛みを我慢できる人もいれば、僅かな痛みでも敏感に反応してしまう人もいます。 これは 痛みの感じ方に個人差があるためです。 しかし、我慢できる人と、我慢できない人を比べると、体の負担が少ないのは後者かも知れません。その違いは、放置するかしないかです。 痛みを我慢する人の多くが、身体をケアする習慣がありません。逆に、我慢できない人は、不安で、すぐに病院に行ったり、整体を受けたりします。 病気を例にすると、普段から健康管理している人は定期的に検診を受けますが、中には全く気にしない人もいます。 そういう人に限って、異変を感じた時には手遅れという事がよくあります。 誰にでも起こり得る関節の痛みも、例外ではありません。 足腰の痛みを我慢する人は、我慢の限界が来て、検査をしたら、膝や腰が変形していたなんて事も珍しくありません。 通常、身体の痛みの多くは、関節部に出ますが、そこには関節軟骨があるので、絶えず擦り減らしているわけです。 見方を換えると、良く動く人ほど軟骨が減ります。 働く事が好きな人、スポーツをするのが好きな人。 関節を大事に使わなければ、大好きな事が出来なくなくなる事もあります。 同じ減るでも、均等に減るか、片減りするかの違いで、長持ちの仕方がかわります。 手遅れになる前に、骨格アライメントを整える習慣を身に付けて下さい。 …
仰向けで寝れない腰痛!
骨格ケアセンターの渡邊英司です。 仰向けで寝れない腰痛!それは腰の反り過ぎが原因かも知れません! 原因の一つとして考えられるのは、腸骨の伸展が妨げられている事です。 例えば、事務仕事などで長時間座りっぱなしの人は、股関節が屈曲したままなので、大腰筋の筋拘縮が起きやすくなります。 大腰筋が筋拘縮すると、骨盤が前傾して、背骨の弯曲が大きくなるため、腰が過剰に反ってしまうのです。 これはハイヒールを履く人にも多くみられます。ハイヒールを履いた時の姿勢は、つま先立ちと同じで、膝や股関節が屈曲した状態になりやすいです。 そのため、反り腰になると、仰向けで寝た時に腰が浮いてしまい、腰への負担が大きくなるのです。 その影響は、頚椎にも現れます。寝起きに腰痛や首痛がある時は、こういった原因もある事を覚えておいて下さい。 …
顎鳴り、顎の痛み(顎関節症)
骨格ケアセンターの渡邊英司です。 口を開け閉めするたびに、顎が鳴ったり痛みがある原因には、顎関節症や口腔疾患があります。 顎に痛みが現れると、口の開閉が困難になるため、食事や会話の自由度が妨げられる他、全身に影響する事があります。 顎の痛みの原因でもっとも多いのは顎関節症ですが、顎関節症には、いくつかのタイプがあります。その中で、一番多いのは関節円板障害です。 関節円板障害とは、頭蓋と下顎の結合部にある、関節円板のズレや変形の事です。その次に多いのは、筋肉の緊張です。 これらの原因には、精神的ストレス、歯を食いしばる癖、歯ぎしり、利き顎による筋力左右差などがあり、症状として、顎の痛み、異音、開口障害、首や肩のこり、頭痛などが起こります。 例えば、人には、利き手だけでなく、利き顎があります。 食物を噛む時も噛みやすい側があるはずです。 よく使う側の筋力は、当然強くなるので、筋力左右差が生じてズレや摩耗による変形が起きても不思議ではありません。 一時的なズレなら戻せば良いだけですが、変形したものは調整しても戻りません。 また、原因が捻挫や筋炎などの場合も、患部を動かすと悪化する事があります。 症状の緩和に必要なのは、顎、首、肩に起きている筋緊張を取り除く事です。 そこまでで、緊張の原因が見つかれば良いですが、緊張の原因が他にある事もあります。 その大元となる箇所を見つけるために全身調整が必要なのです。 …