痛みがあっても運動していいの?」その悩みに答えます!
腰が痛い。
でも、動かさなければ筋力が落ちる。
動かして悪化したらどうしよう?
その答えはひとつじゃない。
**“痛みの種類によって、動かしていい時とダメな時がある”**
ここでは代表的な3つのケースに分けて、わかりやすくお伝えします。
① ぎっくり腰【大半は筋膜のケガ】
- 発症直後はNG!
ぎっくり腰のほとんどは**筋膜の損傷(軽度の筋肉の肉離れ)**です。
無理に動くと、炎症が広がるリスクがある。 - ピークを過ぎたら日常動作を!
2〜3日経過し痛みのピークを過ぎたら、軽い日常動作で血流を促す方が回復が早い。
ただし無理なストレッチや重い荷物はNG。
② 学生に多い腰痛【多くは筋肉痛】
- 試合前の練習で悪化しがち!
部活動でよく見られる腰痛は、筋肉疲労の蓄積によるもの。
回復しきらないまま動き続けると、パフォーマンスが落ち、ケガのリスクも上昇。 - 完全休養か、軽い調整か?
状況次第では、完全休養よりも“調整トレーニング”が有効なこともある。
ここでも自己判断は禁物。
③ 慢性痛【負担の蓄積からくる硬さ】
- 動かさないのが逆効果!
長期間にわたる慢性腰痛は、筋肉や関節が硬くなり、血流が悪くなることが主な原因です。 - 使いすぎで痛む部位と、使わなさすぎで弱った部位を分けて考える
慢性痛は、正しい身体の使い方を覚えることが鍵。
硬くなった部分を動かし、弱った筋を鍛えていく“選択的なアプローチ”が必要です。
🔚 結論:「動かしていい痛み」「休むべき痛み」は見極めがカギ
動かすことが回復につながる痛みもあれば、動かすことで悪化する痛みもある。
自己判断で間違ったケアをすれば、回復が長引いたり、慢性化するリスクも。
特に以下のような人は要注意!
- 「痛みが移動する」「長引いている」
- 「以前より可動域が狭い」
- 「痛みの原因がはっきりしない」
そんな時は、ぜひ専門家にご相談ください。
あなたの状態を的確に見極めたうえで、動かすべきか・休むべきかを判断します。
お近くの方は、お気軽にご来院ください。
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