正しい姿勢とは?美しく疲れない体は「重力線」で決まる!
姿勢がいいとはどういうことか?
答えはシンプル。耳、肩、股関節(大転子)、膝、くるぶしが一直線に並ぶこと。これは、地球の中心に向かって働く**「重力線」と身体の軸が一致した姿勢**だ。
だが、人の体は前へ倒れやすい。重力に抗うには、常に筋肉のバランスと連携が必要。無意識に立っているときでさえ、体中の筋肉がフル稼働している。
問題は、そのバランスが年齢・筋力・柔軟性の変化で崩れてしまうこと。
重心がズレれば、体はその分だけ無理な力で支えようとし、腰痛・肩こり・疲労・肥満の原因になる。しかも、背中が丸くなれば、身長は縮み、下腹や二重あごといったスタイルの崩れにもつながる。
正しい姿勢は、見た目を美しくするだけじゃない。動きやすい体、疲れにくい体をつくるベースになる。
「姿勢を正して」と言われて、頭の上から引っ張るように伸ばしても、それだけじゃ不十分。骨格と関節の柔軟性がなければ、重心線に乗ることはできない。つまり、美姿勢は筋力や関節の動作があって初めて作られるのだ。
姿勢は意識ではなく、構造でつくるもの。
あなたの立ち姿、重力に逆らえてますか?
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