頭蓋骨は23個の骨で構成されていて、骨と骨は線維性の縫合線で結合されています。縫合線は不動関節ですが、呼吸のリズムに合わせて動いています。 人には利き手があるため、体には歪みが生じますが、頭蓋骨も歯の咬み合わせが合わなかったり、利き顎の使い過ぎなどで歪みが生じます。 頭蓋骨が歪むと脳脊髄液の流れが妨げられてしまうため、頭が膨張したり、むくみ、頭痛、歯ぎしり、顎の痛みなどの原因になることがあります。 いい方を換えると、頭蓋骨の歪みを整えれば脳脊髄液の流れが促されて自律神経が整い、脳の疲労改善や免疫力の向上が期待できるのです。 当院ではドライヘッドスパという呼称で頭蓋矯正を行っていますが、ヘッドスパという呼称は美容室やリラクゼーションマッサージでも使われる呼び名のため、同一視される方もいますが、やり方や目的は各施設で異なります。 体の歪みが万病の元といわれるように、頭蓋骨の歪みを改善することで相乗効果が得られますので、まだ受けたことのない人は、ぜひ一度お試し下さい。 …
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他にもあった顎関節症の原因
骨格ケアセンターの渡邊英司です。 顎関節症の原因で多いのは歯の咬み合わせのズレです。 顎にも手足同様に、利き顎があるので、顎関節がズレやすくなります。 今回は、こういった顎が直接的な原因ではなく、顎から離れた部位のズレが影響して、顎関節がズレるお話です。 関節機能が妨げられると、その影響が遠く離れた部位に及ぶ事があります。 顎関節症も、その例外ではありません。 例えば、下肢に問題が起きて姿勢が崩れた場合、体幹の緊張状態も正常とは異なります。 この緊張が体幹だけにとどまり、顎だけ無関係というわけにはいかないのです。 顎の周囲には様々な筋があり、それらが互いに協調しあって顎の開閉を行うため、姿勢が崩れてしまうと、体幹と頭部の位置関係が変わってしまうからです。 見る角度を換えれば、体の歪みが顎関節に影響する事があるという事です。骨格ケアセンターでは、新メニューに整顔を増やしました。身体の歪みと顔の歪みの同時ケアで、より身体の変化が実感できますので、興味のある方はお試し下さい。 …