スポーツの動きは「神経 → 筋肉 → 骨 → 関節」という流れで成立している。
つまり、関節が動かなければ、どんなに筋肉を鍛えても正しく力は伝わらない。
骨格の歪みは、関節の“詰まり”を生み出す。
詰まった関節では摩擦が増え、片減りや変形を起こすだけでなく、筋肉もねじれてしまう。
結果、狙った方向に力が出ず、動作の再現性も失われる。
その影響は、スポーツパフォーマンスに直結する。
- キレがなくなる
- コントロールが悪くなる
- スピードが出ない
- 柔軟性が落ちる
- 怪我をしやすくなる
こうした症状の裏にあるのが、**関節拘縮(動かない関節)**だ。
一度硬くなった関節は、ストレッチだけでは戻らない。
なぜなら、背骨のように24個の骨が積み重なる部位では、ひとつひとつの関節を意識的に動かすことができないからだ。
カギとなるのは、「関節の連動性」。
ひとつ動かない関節があれば、その周囲が代償的に過剰に動き、さらに歪みを生む。
だからこそ、関節を整えて動きを取り戻すことが、スポーツ動作の“基礎リセット”になる。
筋肉を鍛える前に、まず関節を整える。
それが、パフォーマンスアップへの最短ルートだ。
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