首・肩のコリと痛みが増してきた方の症例
パソコン作業が中心のお仕事をされている方から、首から肩にかけてのコリと痛みが日増しに強くなっているというご相談をいただきました。
この方には、首を左に傾けるクセがあり、肩甲胸郭関節の可動性が低下していました。また、反り腰の傾向があり、腰仙関節にも引っかかりが見られました。
おそらく、何らかの要因で背中の筋緊張が高まったことが、症状悪化の引き金となったと考えられます。
検査の結果、肩甲上腕関節と頚椎の回旋動作に制限があり、上部頚椎周囲の筋紡錘の過緊張が認められました。こうした緊張状態では、触れるだけで筋の硬直が進むこともありますが、今回はそのような過敏な反応は見られませんでした。
最終的に、頚椎への調整を行うことで筋緊張が緩和され、可動性も回復しました。
コメント