首の痛み、本当の原因はどこにある?
首の痛みと聞くと、多くの人が「むち打ち」や「ヘルニア」「ストレートネック」といった名前を思い浮かべるだろう。
しかし、原因の“入口”は違っても、最終的に負担がかかるポイントは共通していることが多い。
たとえば、上部頚椎(首の一番上の骨まわり)が硬くなると、首全体の動きが悪くなり、結果的に首~肩の筋肉が常に緊張して、上半身の力が抜けなくなる。これは・・・
“首が動かない”のではなく、“首を守るために固まっている”状態だ。
人類の大半が右利きなので、右利きの人は、上部頚椎の右側に引っかかりが起きやすく、そのわずかなロックが全身に影響する。
この部分を整えると、一気に首の可動域が広がり、体のバランスが戻っていくことも少なくない。
さらに、この上部頚椎は、腰の仙骨と連動している。
つまり、首が歪めば腰も歪み、腰が歪めば首もズレる。
女性がよくやる“横座り”も、この連鎖を強めてしまう要因のひとつだ。
では、首と腰を整えれば万事OKか?
答えはNO。
首は胸椎(背中の骨)と連動し、胸椎は肩の動きに、肩は腕や手にまで影響を及ぼす。
どこか一ヶ所をいじっても、それは“部分調整”にすぎない。
痛みの本当の原因を突き止めるには、全体の連動を見なければならない。
首の痛みの裏に隠れているのは、「首そのもの」ではなく、“全身のつながりの乱れ”なのだ。








コメント