中年になってからの関節痛、実は若い頃の“未清算”だった!
腰、股関節、膝…。
かわるがわる現れる痛み。その正体は「若い頃のツケ」かもしれません。
今回のケースは、年に数回の痛みを繰り返していた中年男性。
痛む場所は決まっておらず、腰だったり股関節だったり、時には膝まで。
「昔からバスケをやっていた程度で、特に無理をした覚えはない」と話していました。
💥 ぎっくり腰は「静かな負債」の爆発
ある日、いつもの腰痛が爆発!
まさに「ぎっくり腰」を発症。
この瞬間、ようやく本人も「これは普通じゃない」と実感したそうです。
実はぎっくり腰は、蓄積された負担が限界を超えた時に起こるサイン。
そのまま放っておくと、ヘルニアや坐骨神経痛へと進行してしまう危険性もあります。
🛠 回復のカギは「左右差」と「弾力」
初期は1週間で炎症を抑え、動ける状態に回復。
そこからは、筋力バランスの左右差を整える運動療法にシフト。
関節の弾力が予想よりも早く戻ったため、トレーニング的な高負荷運動まで進行できました。
関節の“遊び”を取り戻すことで、全身の連動性が戻ってきたのです。
🏀 再びスポーツの舞台へ!
現在、このクライアントはスポーツ活動を再開しています。
長年の蓄積疲労と向き合い、しっかりと身体を整えた結果、
「これからは、痛みが出ない身体で楽しみたい」と話していました。
📌 このケースからの教訓
- 昔の怪我は、数十年後に“形を変えて”現れる
- ぎっくり腰は、急性症状であって慢性由来
- 筋力の左右差と関節の弾力の低下は、再発の引き金
- 運動療法で再発予防+パフォーマンス向上が可能
コメント