体幹トレーニングは姿勢改善の基本
体幹トレーニングを続けると、姿勢が良くなり、体軸が安定する。
それにより、日常生活での動作がブレにくくなり、無駄な筋緊張も減少する。
つまり、慢性的な肩こりや腰痛の予防にもつながるのだ。
しかし、パフォーマンス向上には「連動力」が必要
体幹が安定しているだけでは、スポーツで最高のパフォーマンスは発揮できない。
肝心なのは、**体幹から手足に力を伝える「連動力」だ。
例えば野球の投球動作では、体幹が安定している選手はブレが少なく、遠くまで投げられる。
だが、体幹の力が手足に正しく伝わっていなければ、どんなに筋力があっても“手投げ”になりやすい。
その結果、肩や肘に過度な負担がかかり、投球障害の原因になることもある。
トップアスリートでも起こる“柔軟性に隠れた弱点”
柔軟性が高い選手は、一部の関節や筋肉の機能不足をカバーして動けてしまう。
そのため、無理な動きを繰り返してもパフォーマンスを出せる。
しかし、周囲から正しい動きと錯覚され、修正のチャンスを逃すことがあるのだ。
体軸の中心「骨盤」が鍵
体幹の中でも、特に骨盤は上半身と下半身をつなぐ重要な役割を担う。
骨盤の仙腸関節の微細な動き、背骨一つひとつの連動が、
手足に力を伝えるための“動きのパイプ”になる。
日常生活でも体軸は重要
体軸が不安定だと、姿勢が崩れやすく、無駄な筋緊張を生む。
その結果、肩や腰に慢性的な疲労や痛みを感じることがある。
「身体が重く感じる」「何もしていないのに関節が痛い」
そう感じたら、もしかすると体幹の動きや体軸の連動がうまく機能していないサインかもしれない。
まとめ:体幹+連動力で強く、しなやかに
- 体幹トレーニング → 安定した体軸・姿勢改善
- 連動力の意識 → 手足への力伝達・スポーツパフォーマンス向上
この両方を鍛えることで、スポーツでも日常生活でも、
ブレずに力を発揮できる身体を手に入れることができる。








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