カラダはつながっている。体幹から動かす!
人の動きは、決して関節ひとつで完結しない。
前後屈、左右側屈、左右回旋――これらが組み合わさり、体幹から全身へと連動する。
だが、この連動の一部が滞れば、すべての動きがぎこちなくなる。
例えば、側屈に回旋を加える動き。片方の可動が悪ければ、もう片方も制限される。
バレリーナやダンサーを見てほしい。
あのしなやかな表現力は、体幹から末端への連動あってこそ。
わずかな制限があるだけで、動きは硬く、ミスや怪我の原因になる。
ところが現代人はどうだ?
指先ひとつで生活が完結する時代。体幹を使う機会は激減し、本来の可動域はどんどん失われる。
ストレッチをしていても、やり方に偏りがあれば逆効果になることさえある。
誤解してはいけない。
柔軟性=開脚の角度ではない。
大事なのは「体幹と四肢の連動」。
一部の関節だけが過剰に動けば、全体は連動していない。
理想は 一つひとつの関節が適度に動き、余計な緊張がない状態。
それがしなやかな動きを生み、怪我のリスクも減らす。
結論。柔らかさは“見た目”だけじゃない。
体幹からの連動性こそ、本当の柔軟性となり、柔らかい動きが実現する!
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