学生時代より太りやすくなった――そんな社会人は多い。
原因はシンプル。**“体を動かしているつもりで、実は動かしていない”**からだ。
学生時代は、体育・部活動・自転車移動など、知らないうちに大きな動作を毎日のように行っていた。
しかし社会に出れば、デスクワーク・移動は車や電車、飲み会で摂取カロリーは増える。
結果、筋肉量は減り、代謝は落ち、脂肪はつきやすくなる。
筋肉は、本来
✔ 何もしていないときもエネルギーを消費し
✔ 血液を心臓に戻すポンプの役割を担い
✔ 関節の可動域を守るバリア
として働いている。
ところが筋肉が衰えると、
・血流が滞る
・筋肉代謝が低下
・関節が硬くなる
→ 太りやすい負のサイクル
に一気に陥る。
「中年は太るのが当たり前」と思う人もいるが、それは誤解だ。
加齢で太るのではなく、運動量が減っているのに、摂取カロリーだけ学生時代のままだから太る。
だからこそ対策は二択しかない。
① 運動量に合わせて“食事量”を調整する
② 運動習慣をつけて“筋肉量”を取り戻す
シンプルだが、この二つを無視すれば、肥満リスクも生活習慣病リスクも加速度的に増えていく。
年齢のせいではない。
使わなかった筋肉が、あなたの代謝を止めているだけ。








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