骨格ケアセンターの渡邊英司です。
片足には26の関節があります。全身の関節が200に対して、足関節は両足で52もあるのは、地面の起伏や斜面に合わせた形状に動くためなのです。
これほど、重要な部位なのに、意外と見落とされてしまう箇所なので、重度の症状をかかえる方の多くが足関節の硬さが目立ちます。足関節が硬くなると衝撃吸収機能だけでなく重心移動にも影響するため、身体のバランス維持が難しくなります。
実際に、足関節が硬くなると、姿勢が崩れて身体が傾きます。そのバランスを保とうとして不要な箇所に筋緊張が起こります。緊張が持続すると循環不良になり、コリ、痛み、痺れに繋がります。また、筋力低下で足アーチが崩れてしまうと足底腱膜炎を発症することもあり、連鎖してダメージが広がるのです。