骨格ケアセンターの渡邊英司です。
日常生活の中には、不良姿勢の要因となるダメな姿勢が数多くあります。しかし、それらを禁止にして、良い姿勢だけでいることは不可能です。
立位だけでなく、座位で姿勢を維持するにも筋肉には負荷がかかります。また、人の動作は良い姿勢ばかりではなく、時として無理な姿勢を強いられる事もあります。
整体院にいくと、この姿勢はダメ、あの姿勢もダメと、ダメダメだらけの指導を受けると思いますが、そういった約束を守る人はまずいません。だから、絶対にしないではなく、あまりしないようにすれば良いのです。そして、不良姿勢より正しい姿勢の比率を増やす努力をすることです。
例えば、悪い姿勢をしてしまったら、その後に良い姿勢を意識したり、ジッとした姿勢で身体が固まったらストレッチをしてみる。また、一日の活動の中に背筋を伸ばす動作を取入れるのも良いです。人と話す時や電車の吊革につかまっている時にこういった動作を取入れるだけでも、不良姿勢に対する意識が高まります。それが常になれば、意識しなくても姿勢を正す習慣が自然に身に付いていくはずです。