骨格ケアセンターの渡邊英司です。


新規の方の問い合わせで、どんな事をするのか聞かれる事があります。

やる事は骨格矯正ですが、ボキッとやるものではなく、ソフトな刺激で関節の遊びを回復させる施術です。

施術の流れを説明すると、最初にカウンセリングを行います。

カウンセリングでは、職業や趣味、過去を含む怪我などの他、いつ、何をした時、運動経験など、答えられる範囲でお聞きします。


その後、疼痛の現れる箇所と苦手な動きを見極める動作検査を行います。

痛みが強くて動けない人は他動的な検査だけ行います。

動きの悪い箇所は不調の原因となりますが、動き過ぎはもっと質の悪い不調になります。

人の体は繋がっているので、関節の連動、皮膚のはり、筋膜の滑りなど、些細な事でも影響します。


全く離れた箇所の調整で大きな変化が出る事もあります。

年齢や状態によっては、普通に施術が出来ない事もあります。

例えば、ぎっくり腰や寝違えのような急性痛は筋膜の損傷であるケースが多いので、無理に動かして症状を悪化させてしまう事があるからです。


そういったケースでは、筋の緊張を取除いて、身体が楽になる事を優先します。

施術本来の目的は関節機能障害を取り除く事です。

そのため、楽にして終われば、必ず再発する日が来ます。

それを防ぐためには、その時、何をするかではなく、その後、何をしてあげられるかが重要なのです。