骨格ケアセンターの渡邊英司です。 関節の機能障害の起きている箇所は、自分で動いても痛みが生じなくて、人に押圧されたりすると痛みが生じます。 ところが、人によっては、機能障害の箇所を押圧すると痛いけど気持ちいいという人がいます。これは、関節の機能障害だけでなく、腰痛や肩こりにもいえることです。 通常は、不快な痛みを感じる箇所に無理な刺激を与えると、よけいに筋緊張が高まる事があります。そのため、私が機能障害を取り除く時は、痛みを感じさせない角度から、少しずつゆっくりと取り除きます。 押圧されて気持ちいい箇所は、そういった操作をしなくても緊張緩和が可能なことが多くあります。しかし、どこでも緩めれば良いという事ではなく、関節可動域左右差や主働筋と拮抗筋のアンバランスな箇所を調整する事が目的なので、必ずしも左右均等の施術は必要ないのです。もちろん、それは事前に説明しないと手抜きと思われてしまいますが。 …
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関節の栄養供給と運動リズム
骨格ケアセンターの渡邊英司です。 当センターの整体は、全身の運動リズムを回復させる目的の施術を行っています。 運動リズムというと、肩甲上腕リズムや、骨盤大腿リズムが知られていますが、どの部位も単体で動く事はありません。 どこかを動かせば、必ず関連部位が連動して動きます。 例えば、1~5まで連動して動かすとします。途中の3が動かなければ、3の動きを代償して他が大きく動くしかありません。 これを、関節に言い換えると、動かない関節をそのままにしていると、他の関節にいつまでも負担がかかる事になります。 また、関節軟骨には血管がないため、栄養補給は、滑膜から分泌される渇液が栄養供給をしています。 見方を換えると、栄養供給を促すために、関節の弾力回復が必要なのです。 まとめ ①関節の栄養促進効果 ②骨格の歪みの改善 ③痛みや違和感の解消効果 ④柔軟性や筋力回復 …
痛みは危険を知らせる信号
骨格ケアセンターの渡邊英司です。 痛みには数多くの種類があります。怪我や病気以外の原因不明の痛み。 痛みの出る箇所を動かしても痛くないのに、動作によって出る痛み ジッとしている時は出ないけど、動くと出る痛み。 怪我や病気、炎症であれば、動かなくても痛みが出ます。 原因のハッキリしているものは病院でみてくれますが、異常がなければ、電気と湿布で済ませてしまうかも知れません。 原因がわからなくて、気が付くと慢性痛になっている人も数多くいます。 痛みの原因がどこにあるかは、疼痛が出る動作で見つけるしかありません。 痛みが現れた場合、その動作に関連する関節や周辺組織はどこか? その動作で痛みが出ない場合、動きのおかしい所はないか? 自覚症状はなくても、どこかの関節が制限されているものです。 今は問題ないと思っても、確実に身体には負担がかかっているものです。 …