骨格ケアセンターの渡邊英司です。 朝起きた時に首に違和感があり、時間の経過とともに痛みが強くなった症例です。 時間と共に痛みが強くなると、寝違えと思わない人もいます。 寝違えやギックリ腰の多くは、名前こそ違いますが、どちらも筋膜の損傷というケースが多く見られます。 寝起きに起きている事が多いから、寝違えなのですが、必ず寝起きに発症するとは限りません。 寝違えが起こりやすい箇所は、胸椎一番と第一肋骨を繋ぐ関節周囲に起きる事が多く、痛みが強くなると、首を支えるだけで激痛が走ります。 通常は、一週間程で回復しますが、発症翌日あたりが、痛みのピークになります。 発症後は、患部を冷やして、動かさない事が良いのですが、ピークを過ぎたら、温めて血液循環がよくしていった方が回復しやすくなります。 但し、三日程を過ぎても炎症が残っている事がありますので、判断の目安として、入浴後、痛みが強くなる場合は、引き続き冷やす。 痛みが和らぐ場合は温めたほうが良いです。 寝違えやギックリ腰の原因の多くは、全身疲労によるものです。 特に、脇腹が硬くなっていると、肩や首の不具合が出やすくなるので、広背筋や肋間筋をストレッチさせて、脊椎の側屈を促してあげると、腕の動きが楽になり、連動する首も楽になります。 …
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筋肉疲労による腰痛
骨格ケアセンターの渡邊英司です。 上半身を支えている腰には、常に負担がかかり続けます。 とくに、同じ動作を繰り返したり、前屈みでの職業やスポーツをする方だと、腰にかかる負担はそれ以上なので、疲労性の腰痛が起きやすくなります。 筋肉疲労が原因となる腰痛は、筋肉の張りや重怠くなる他、筋肉に炎症が起きる事もあります。 こういった腰痛はレントゲンで異常が確認できないため、ビタミン剤、痛み止め、湿布などで処置する事が殆どですが、疲労性腰痛の多くは、姿勢が関係しているので、普段の姿勢に気を付ける事が大切です。 職業的な事が関係しているのであれば、机や椅子の高さを調節したり、スポーツ動作であればフォームを改善して、使う部位への意識改革が必要になります。 また、スポーツであれば、フォームが間違っているケースも少なくありません。 どんな職種やスポーツも、五体を動かす上で、体の構造上の動きは同じです。 構造上の動きに逆らった動きをしていれば負担がかかる事は明白なのです。 動きを変え、物の配置や高さを変えるだけで、負担は最小限に抑えられるのです。 …