骨格ケアセンターの渡邊英司です。 今日は、女性に嬉しい美容矯正のお話です。 女性が気になる、二重顎やポッコリお腹の解消法です。 これらは肥満が原因という事もありますが、痩せているのに二重顎や、お腹の出ている人もいます。 特に、女性は事務仕事をする人が多いですが、パソコン作業をしていたら、いつの間にか前のめりになっていて、顎を突き出した姿勢になっている事があると思います。 こういった姿勢が続くと、慢性的に肩や首がこってしまい、顔の表情筋の働きが悪くなります。 また、背中が丸まり、両肩が内側に入り込んでしまいます。 表情筋の働きが悪くなると、顔が垂れて来て、顎にお肉が集まります。 猫背で巻肩になると、背中が伸びて、腹筋が緩んでしまうために、お腹に肉が集まり、脂肪が蓄積しやすくなります。これがポッコリお腹になるのです。 また、猫背の影響は、巻肩だけでなく、バストが垂れたり、肩の可動域を狭めるため、腕が上げずらくなります。高い所に手を伸ばそうとしても、腕が上がらない分、腰を反らさなくてはいけなくなります。これが、反り腰腰痛の原因になるのです。 スタイルに関係する女性の悩みは多岐にわたりますが、その大半は姿勢から来るものばかりです。見た目を気にする方は、体の中から整える事が近道なのです。 …
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知らずにやってしまう歪む姿勢
骨格ケアセンターの渡邊英司です。 楽だからとる姿勢が、骨格の歪みや不調に繋がってしまう事は知っていますか? 同じ姿勢や、繰り返し行われる動作の中には、歪みを誘発するものが数多くあります。 以下に思い当たる事があれば要注意です。 横座り 女性に多いのが横座りですが、似たような姿勢に、ソファーや車のアームレストにもたれる姿勢があります。 これは、腰椎下部がズレてしまうので腰痛が現れたら、早めに矯正すれば比較的簡単に改善出来ます。 女の子座り ペシャンコ座りとも言いますが、股関節が内旋するため『O脚』の原因になります。 仙骨座り 電車などで浅く腰かけている人を見かけますが、骨盤が後傾して丸まり腰になり、胸部緊張および胸椎後面の筋力低下が起こります。 起こり得る症状は『首肩のこり』『腕の動作制限』『顔、胸、お尻がたるむ』他。 草むしり 高齢者に多いのが、草むしりです。しゃがんだ状態でいると、腰の筋肉が硬くなる他、膝関節も硬くなります。 それらの影響で『坐骨神経痛』や『膝痛』になる事が考えられます。 足組 椅子に座る時に足を組む事があると思いますが、同じ側だけの足組は骨盤の歪みに繋がり『脚長差』と『腰痛』が出る事もあります。 逆足が組みにくいと感じた時は歪んでいます。 時々組み替える事も予防になります。 ショルダーバッグを同じ側で持つ ショルダーが落ちないようにしようとして、肩が緊張してしまうため『首肩のコリ』に繋がります。 肩、肩甲骨、鎖骨は一つのユニットで、体幹と繋がっている関節は鎖骨(胸鎖関節)だけです。 腕はぶら下がっているものと従えて、バッグも身体の中心寄りに下げる工夫をするのが負担を減らすコツです。 パソコン作業 仕事でパソコンを使い人は、長時間モニターを見なければいけませんが、いつの間にかモニターに顔を近づけすぎて背中が丸まり、顎を突き出す姿勢をしてしまいます。 時々は、頭部を高く持ち上げるようにして、骨盤を起こす癖をつけましょう。 上記以外にも、知らず知らずにやってしまう姿勢は数多くあります。 それらが『慢性痛』の原因になるのです。 いつの間にかやっているクセから気が付いたら正すクセに変えていきましょう。 …
女性が気になる体型変化
骨格ケアセンターの渡邊英司です。 今回は、女性が気になる体の歪みと体型変化について。 女性の方で、30代になってからお腹周りや下半身に脂肪が付きやすくなったと思った事はありませんか? これは、30代後半あたりからホルモンバランスが乱れて、基礎代謝が落ちるからです。しかし、この変化は30代後半だから出たわけではなく、目立つようになっただけです。 実は、子供の頃から姿勢や体型は変化し続けています。成長期の子供が、横に増えたり、背が伸びたりを繰り返しているのと同じです。子供の場合は、よほど太り過ぎない限りは気にする必要はありませんが、太り過ぎると、足腰に負担がかかり、O脚やX脚になりやすくなります。 10代後半の女性はホルモンの分泌が増えるために、皮下脂肪が付きやすくなります。 20代で仕事をするようになると、職業での姿勢変化が現れます。 30代後半になると、基礎代謝が低下し始め、出産と重なると、さらに姿勢変化が起こります。 40代過ぎには、基礎代謝の低下と姿勢変化に、筋力低下も重なるため、脂肪の蓄積が顕著に現れます。 例えば、姿勢の崩れで起こる体型変化ですが、人は年齢とともに、楽を求めようとします。楽な姿勢は、決して良い姿勢ではありません。楽な姿勢の代表には猫背や仙骨座りがありますが、背中を丸めた姿勢は、背筋群の筋力低下に繋がります。その反対側にあたる、胸筋群は緊張して硬くなります。 その結果、起きる体型変化は以下のようになります。 猫背による体型変化 『首が短く見える』『胸がたれる』『二の腕がたるむ』『顔の表情筋の筋力低下で顔がたるむ』 仙骨座りによる体型変化 『お尻がたるむ』『くびれがなくなる』 不良姿勢による筋力低下で、使わない箇所には脂肪が蓄積します。筋肉が贅肉になり基礎代謝低下に拍車がかかるのです。今後、ますます女性が活躍する時代になっていけば、美容と健康への意識はより強くなっていく気がします。 …