ストレッチには柔軟性を高めるだけでなく、ケガの予防や疲労回復を促す効果があります。
しかし、人の体は筋力や柔軟性の左右差によって歪みが起こりやすく、その状態で無理にストレッチを行うと、筋肉や靭帯にズレやねじれが生じ、かえって負担となることもあります。

機能改善ストレッチは、骨格の歪みを整えながら、筋肉や腱・靭帯を自然な方向に伸ばしていく方法です。
そのため、体に無理をかけず、安全かつ効果的に柔軟性を高めることができます。

特に、運動初心者の方や、ブランクのある方にはおすすめです。筋肉の収縮機能が低下している状態でも、安心して始められるコンディショニングケアです。

トレーニングをしていても、無意識に得意な動きばかりに偏ってしまい、筋力の左右差や関節のアンバランスが残ることがあります。

機能改善トレーニングは、日常生活や運動で使いにくくなった筋肉に刺激を与え、不得意な方向の動きを改善することで全身のバランスを整えるプログラムです。
筋力トレーニングの中でも、関節の可動域を保ちながら、筋力のアンバランスを調整できるのが特長です。特に、体に不調がある方や運動にブランクがある方、筋力差を整えたい方におすすめです。

トレーニング方法には、通常は「分割法」と「全身法」がありますが、通うお時間のとれる方は、分割法。お時間のない方は、全身法で機能回復を目指し、効率よく動ける状態へと導きます。

【機能改善ストレッチ＆トレーニングのメリット】
１.姿勢改善
通常のストレッチは、筋肉のねじれを考慮せずに筋肉を伸ばすため、筋や腱に負担がかかり、伸ばせる範囲も限られてしまいます。 一方、機能改善ストレッチは、筋力の左右差によって生じる関節や筋肉のねじれを調整しながら行うため、筋への負担が少なく、効率よく筋肉を伸ばすことができます。


２.筋力低下の改善
ストレッチには筋肉に溜まった乳酸の排出を促して疲労を回復させる効果や血流を改善して筋肉に栄養を運んで運動時の筋成長を高める効果があります。また、普段使われない箇所まで筋を収縮させることで、代謝機能、柔軟性向上、筋出力向上、老廃物の排出効果が期待できます。


３.再発予防
痛みの再発が不安でスポーツからリタイヤする人は少なくありませんが、その多くは間違った体の使い方によるものが大半です。体の使い方は筋肉の癖に現れるので、パーソナルトレーニングを始める前に、整体で歪みの検査が必要になります。

【こんな方におすすめ】
✅スポーツの復帰・体型維持・運動不足解消・体重管理が不要な方！

✅不調の出にくい体になりたい方！

✅ご希望であればキックボクササイズも出来ます。

●スロートレーニング
スロートレーニングは、器具を使わず自分の体重（自重）で筋肉を鍛える方法です。 筋肉は休んでいる間も脂肪を燃焼する働きがあるため、特に速筋を発達させることが代謝アップに効果的です。 トレーニングの負荷は、不調の有無や年齢など個人差が大きいため、無理のない範囲で5回〜30回を目安に行っていきます。

●ダンベルトレーニング
自重トレーニングに慣れてきた方は、ダンベルやバーベルを取り入れて、より筋肉に刺激を与えていきます。 ただし、高重量を扱うトレーニングではケガのリスクも高まるため、無理のない重さから始めることが大切です。 当院の「機能改善トレーニング」は、コンテスト出場などを目的とした本格的な筋肉増強ではなく、不調の改善や筋力バランスの調整を重視したトレーニングです。 ハードなウエイトトレーニングをご希望の方は、専門のトレーニングジムのご利用をおすすめします。